今回は都立入試の仕組みについて誰にでも分かるように解説していきます。
都立入試ってどんな形で行われるかよく分からない、心配という方はぜひ参考にして下さいね!
まず、都立入試は推薦に基づく入試、学力検査に基づく入試の二種類に分かれます。
推薦に基づく入試
実施時期
推薦に基づく入試は毎年1月下旬に実施されます。
内容
推薦入試内容は内申点・個人面接・小論文・グループディスカッションで行われます。
内申点
内申点はマックスで5教科(数国英理社)×5+4教科(音楽美術技術家庭科保健体育)×5×2=65点満点になります。(ちなみに、この実技教科が2倍された内申点のことを換算内申、実技教科を2倍しない内申点を素内申と呼びます!)
ちなみに推薦に基づく入試の内申点はどの高校も学力試験に基づく入試よりも高い水準であることが多いです。
個人面接
基本的聞かれる内容は以下の通りです。
・志望理由
・高校生活で頑張りたいこと
・中学校生活で特に力を入れたこと
小論文
小論文は高校の偏差値によって出題される内容も異なります。
参考までに偏差値帯に分けて実際に出題された内容を紹介します。
グループディスカッション
当日、数人のグループに分かれて議論をします。
例えばクラスで合唱コンクールと体育祭のどちらかを行うことになりました。
どちらがいいか話しあって決めて下さい。といった答えを決めるものや、日本の少子高齢化社会の解決方法をみんなで話しあって下さい。といった答えがないものを全員で話しあうものもあります。
学力検査に基づく入試
実施時期
学力検査に基づく入試は毎年2月の下旬に実施されます。
内容
まず、学力検査に基づく入試は1000点満点で行われます。内訳は内申点が300点満点、学力試験が700点満点になります。
内申点は先程の推薦に基づく入試同様に4教科が2倍になります。
5教科×5+4教科×5×2=65点満点になります。
○/65×300点をして算出します。
学力試験は5教科(数学・国語•英語・理科・社会)で実施されます。
5科目×100点×1.4=700点満点になるわけですね!
最後に
今回は都立入試の仕組みについて簡単に解説してみました。
推薦に基づく入試も学力試験に基づく入試もどちらにも内申点が必要なことが分かりましたね!ちなみに内申点を上げるコツはこちらでこっそり紹介しています。