【大学附属卒外部受験】大学附属のメリット、デメリットは?

この記事は、

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男子高校生

「大学附属って実際どうなのか知りたい!」

「大学附属のメリットやデメリットを知りたい!」

「大学附属からの受験は現実的に可能なのか知りたい!」

 

という方に向けて書いています。

2020年は新型コロナウイルスの影響や30年程続いたセンター試験から共通テストに変更になったり、例年以上に大学入試に対して心配な方も多かったと思います。

こうした不安定な状況から、ここ数年では大学附属の人気も今まで以上に高まっています。

志望校が決まっていない中学生や、お子さんが小中学生の親御さんの中には実際大学付属ってどうなのか気になる方もいるかもしれません。

ここでは、大学付属出身で内部進学を蹴って外部受験をした僕が大学付属学校のメリット、デメリットについて書いてみますので、良かったら参考にして下さいね。

目次

最初に

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男子高校生

「そもそも大学付属って何?」

方のために簡単に説明します。

日本には大学と提携しており、一般受験からの大学入学ではなく、優先的に系列大学に進学できる高校が多くあります。

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新一

「内部進学のことを一般的にはエスカレーターなんて呼んだりします。」

大学の中でも早慶(早稲田大学、慶應大学)やGMARCH(学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)成成明國獨武(成蹊大学、成城大学、明治学院大学、國學院大学、獨協大学、武蔵大学)日東駒専(日本大学、東洋大学、駒沢大学、専修大学)といった、毎年受験生から人気のある主要な大学には附属高校があることが多いです。

中には小学校からの附属なんて学校もあります!

ちなみに日本大学は附属高校が26校もあり、日本で一番の付属高校数となります。

日本大学高等学校・中学校
日本大学櫻丘高等学校
日本大学鶴ヶ丘高等学校
日本大学藤沢高等学校・中学校
日本大学豊山高等学校・中学校
日本大学豊山女子高等学校・中学校
日本大学三島高等学校・中学校
日本大学明誠高等学校
日本大学山形高等学校
日本大学習志野高等学校
日本大学東北高等学校
日本大学第一高等学校・中学校
千葉日本大学第一高等学校・中学校
日本大学第二高等学校・中学校
日本大学第三高等学校・中学校
大垣日本大学高等学校
土浦日本大学高等学校
岩瀬日本大学高等学校
土浦日本大学中等教育学校
宮崎日本大学高等学校・中学校
佐野日本大学高等学校
佐野日本大学中等教育学校
長崎日本大学高等学校・中学校
長野日本大学高等学校・中学校
札幌日本大学高等学校・中学校
目黒日本大学高等学校・中学校

引用:日本大学公式HP

大学附属のメリット

エスカレーターで大学進学できる。

多くの大学附属の内部進学生は、よっぽど成績が悪い場合を除き、基本的には系列大学に内部進学出来るため、受験戦争を逃れて浪人のリスクなく、エスカレーター&ストレートで大学に進学できることは大学附属の最大のメリットです。

大学附属でない高校からの大学受験が階段だとすると、大学附属高校からの内部進学は名前の通りエスカレーターです。

大学受験は毎年約2割ほどが浪人生ですので、浪人のリスクを避けることができることは大学附属の大きなメリットです。

また、大学受験は過程の努力が実を結ぶこともあればそうでないこともあります。

大学受験は、受験戦争なんて言葉もあるくらいハードな合格or不合格の世界ですので、この競争を避けられることは大きなメリットかと思います。

塾に通う必要が少ない。

系列大学への内部進学を目指すのであれば、学部を選ばなければ、そこそこの成績が取れていれば内部進学できることが多いため、予備校や塾に通う必要は少ないかと思います。

高校3年間の予備校、塾の費用がかからないことは経済面でも大きなメリットがあります。

ちなみに大手予備校だと入学金、授業料、季節講習料、テキスト料諸々含めると1年間でおおよそ100万円かかります。

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新一

「こう考えると塾費用の相場は高いですね..」

勉強以外の時間を捻出しやすい。

この点が付属高校であることの一番のメリットです。

大学受験が無い分高校生活の3年間の内、大学受験にかける時間をその他の時間に割けます。

例えば、部活動に全力を注げますし、部活動引退後はバイト、運転免許の取得、読書、資格勉強、楽器を始めてみるなど様々なことに時間をかけられます。

部活引退後の高校3年生の夏休み以降は、大学生活を半年分多く前倒しできるイメージかと思います。エネルギー満ちあふれる18才の半年を本人次第ですが、有意義に活用できれば最高の期間になります。

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新一

「余談ですが、僕の出身の大学附属高校の3年生は部活引退後、

“卒業までにアルバイトで100万円貯めるチャレンジ!”

を行う伝統(?)がありました!笑」

受験勉強が無い分、何でもできる!!

大学受験が無い分、エネルギーと時間を自由に活用できます!

大学附属のデメリット

附属大学に進学できない可能性もある。

大学附属と言えど、附属大学に内部進学できない可能性もあります。

学校での定期テストや成績が悪いとそもそも内部進学できない可能性がありますし、中には高校からの内部進学のために条件を課す高校もあります。

具体的には、

・3年間の成績表の平均が3.5以上

・高校3年時の夏までの2回の模試で偏差値〇〇以上必要

・高校卒業までに英検2級の取得

などが挙げられます。

大学附属生と言えど、高校生活で全く勉強しなくてもいいということはあまりなく、意外と勉強が大変といったケースもあります。

引用:東洋大学京北高校公式HP

希望学部に進学できない可能性もある。

大学に内部進学できても、成績次第では希望学部に進学できない可能性もあります。

附属大学のどの学部が人気学部になるかは年によるところもありますが、各大学の看板学部になるところは当然希望者が多く、最低限の内部進学の成績に加え、より高い成績が必要になることが多いです。

また、大学は高校と違い、より専門的な学問や知識を学ぶ場所のため、自分の興味のないことを4年間学ぶことは非常に苦痛で続けることが難しいと思います。

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新一

「実際、僕の同級生でも、なんとなく附属だから大学に上がったけど、本当にやりたいことやイメージと違ったという理由で退学した友人が何人もいました。」

一般選抜で不利になる可能性がある。

附属高校は学校のカリキュラムや教材が大学の一般選抜用に設定されていないところが多い印象です。

そのため、高校入学時には同じ学力であったとしても、3年間受験用のカリキュラムや教材で勉強している一般的な高校生と大学附属生では、受験時に大きく学力差が開いてしまう可能性があります。

さらに、進学校や公立学校の高校生が受験学年後半の12月からは高校に行く必要がなくなる期間にも大学附属生であるために学校に行くハメになったり、受験に必要ない科目、内容まで勉強が必要になり、時間を損出する可能性があります。

また、一般的な高校と異なり、附属高校からの大学の一般受験生の絶対数が少ないため、相談できる先輩や、進路指導できる先生が少ない可能性が高いです。

こうした点から本人の気づかないところで、知らず知らずの内に大学受験で不利になる可能性があります。

当然ですが、クラスの大半が内部進学で進学する高校の場合、のんびりしていたり勉強以外のことをしている同級生の中で孤独な闘いを続けるのは精神的にも負荷が大きいです。

内部進学保留ができないこともある。

基本的に付属高校からの内部進学を蹴る場合は冷遇されることが多いです。

中には、系列大学に無い学部や国公立大学の受験の場合のみ内部進学の権利を保持できる高校もありますが、他大学を受験する場合には、一切の系列大学の内部進学の権利を放棄する必要がある高校もあります。

大学附属生で、外部受験を検討している方は自身の高校が内部進学保留できるのかを確認しておきましょう。

大学の受験経験が得られない。

これは一番のデメリットです。

大学受験は高校生にとって、とても大変ですが、学力面でも精神面でも成長できる機会でもあります。

大学入学をゴールにすると内部進学は安心かと思いますが、人生は大学入学後もまだまだ続きます。

大学受験は上手く行くことも上手く行かないこともどちらもありますが、そもそも大学受験を経験をしていないことは大きな機会損失のように思います。

大学附属からの外部受験は可能か?

結論から言うと、内部進学を蹴って、外部受験をすることは可能です。

但し、茨の道になることを覚悟する必要があります。

経験者として、外部受験をするために必要なアドバイスを書いていきます。

外部受験をする明確な理由を考える。

外部受験を考える際には

「自分はなぜわざわざ附属の大学進学を蹴って、外部受験をしたいのか?」

「自分の将来の夢や目標、やりたいことは何なのか?」

「その夢や目標は附属の大学ではできないのか?」

をよく考え、外部受験しか道が残されていないなら、外部受験への断固たる決意を固める必要があります。

先輩の進学実績を確認する。

自分の高校の先輩達の進学実績を確認し、

学年で大体どれくらいの人数や割合が外部受験しているのか

外部受験生はどの層の大学合格がボリュームゾーンなのか?

また、自分の志望する大学には合格者がいるのか?

を確認し、現実的に外部受験するための距離感を知る必要があります。

学年上位の成績を目指す。

学校の成績はできる限り上位の成績を目指します。

外部受験をするので、学校のテストは関係ないことは重々分かっていますが、自分の附属大学よりもより高い偏差値の大学を目指す場合、もちろんライバルはより強敵になってきます。

そのため、附属高校内での成績で上位が取れなければ、そもそも外部受験が厳しい可能性があります。

まずは学校の成績でできる限り上位ないし、トップを目指すことが必要です。

相談できる環境を作る。

こちらが非常に重要かつ難しいです。

附属でない高校であれば先輩や友人、学校の先生に進路や勉強の相談が比較的しやすい環境にあると言えますが、附属高校の場合は逆にその環境が作り辛いと思います。

さらに内部進学を蹴って外部受験することに保護者からの理解も必要になります。

また、外部受験をするのであれば昨今の大学受験は非常に複雑化していて、情報戦の部分も大きく合否に影響するため、小さな塾ではなく、学習の指導に加えて、進路相談もできる大手の塾に通うことをオススメします。

 おまけ:僕が外部受験を決めた理由

ここでは大学附属高校生だった僕がなぜわざわざ外部受験を決意したかを簡単に書きます。

僕はたまたま附属高校の最初のテストの成績が学年のトップで、その後も定期試験でも成績はクラスでは1位か2位でした。

当たり前ですが、内部進学生は系列大学へは高校での成績がトップの子も最下層の子も同じ大学に進学することになります。

当然の心理かと思いますが、自分が成績学年トップ層にいると、定期テストの赤点をテスト補習でカバーしてもらってなんとか内部進学できる成績最下層の友人と同じ大学に進学することが当時、もったいなく感じました。

外部受験する明確な理由もないまま、「このまま今以上の勉強をしなくてもいい人生でいいのか」とぼんやりと思い、内部進学を蹴って外部受験をすることを決意しました。

結果としては現役進学はできず、浪人します。

今になって当時の自分を振り返ると分かりますが、当時の自分は今よりも世間知らずで、未熟だと思いますし、大学受験が上手くいかなかった理由も分かります。

上記のように外部受験をするための明確や目的があれば少し結果が違ったかなと思います。

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新一

「余談ですが、高校には楽しく通っていましたし、当時一番仲の良く、毎日一緒に登校していた今でも連絡をとる友人は学年順位397/400番と398/400番の二人でした!笑」

最後に

いかがでしたか?

今回は、大学附属生でありながら、外部受験をした僕が自身の経験から考える大学附属のメリットやデメリットなどについて書いてみました。

色々書いてきましたが、内部進学生であれ、外部受験生であれ、何よりも高校入学直後の1年生の成績が非常に重要です。

基本的に入学後の成績の位置から3年間で大きく変わるケースはなかなかありません。

まずは目の前の成績を大切にしましょう。

また、大学受験は目標が高ければ高いほど困難で険しい道かと思います。

それでも、大学受験の過程で振り返った際に見える、自身が歩んだ道と無事に志望大学に合格して臨む山頂からの景色はかけがえない人生の糧になると思っています。

高校生の内から小さくまとまらず、チャレンジ精神を武器に、後ろ盾の無い中で、

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男子高校生

「大学に自分の実力で合格したんだ!」

という自信を持った子供達が多い世の中になると素敵だなと思います。

高校生には全員に無限の可能性が広がっています!

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新一

「当時の経験があまりにも悔しく、数年後に大手教育業界を志し、退職後、大学受験のブログを立ち上げるなんてことを当時の僕は知る由もありません。人生って分からないですね!笑」

「大学受験生、皆さんのお役に立てばと思いますので、相談されたい方はお気兼ねなくメッセージを送って下さい!お待ちしています!」

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この記事を書いた人

こんにちは!新一といいます。元教育業界大手の人で、今までに1000名以上の大学受験生の進路指導に携わりました!主に自分が大学受験生の際に知っておきたかった事についてキャッチーな側面から書いています!進路に不安な大学受験生はいつでもご相談下さい!

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