【大学受験】浪人をするときに知っておくべきこと

大学受験も終盤に差し掛かっています。
試験結果はいかがでしょうか?
自分の納得のいく結果を得ることはできましたか?

この時期になると考えなければいけないのが、浪人をするかどうかです。
合否結果に納得ができなかった人、合格が一つもなかった人。
様々な人がいると思います。

本記事では、浪人経験者の私が浪人についてお伝えしていきます。
浪人をする上での心構えや、こんなはずじゃなかったとならないために知っておいて欲しい真実などです。
来年の春に笑うために、浪人検討者は参考にしてみてください。

目次

浪人の真実

まず、一番知っておいて欲しい、浪人生の第一志望合格率についてです。
どれぐらいにになるかご存知ですか?
浪人生の第一志望合格率は10〜20%程度と言われています。
実際に私自身も第一志望には合格できませんでした。
そして、浪人時代に仲良くしていたメンバーの中から割合を出してみても10%程度のメンバーしか第一志望に合格できていませんでした。
現役生よりもはるかに時間が確保できる浪人生が、なぜこんなことになるのでしょう。
いくつか原因があります。

  • モチベーションの維持ができない
  • 浪人の現実が受け入れられない
  • 自分の実力を過信している

主にこれらが浪人生の第一志望合格を妨げている要員になります。
では、実際にそれぞれの詳細や対処法などを考えていきましょう。

モチベーションの維持ができない

多くの浪人生にとって最も大変なのが、モチベーションの維持です。

現役生の人は、浪人生は1日の大半を勉強に費やしている…と考えていたと思いますが、実際はそうでもありません、
浪人生は想像以上に遊んでいます。

現役生と浪人生のモチベーション維持で大きく異なるのは、外的なプレッシャーの有無です。
現役生には、同級生の頑張りや、家族や先生からの目という監視がつきまといます。
一方で浪人生には、そのように監視をする機能がまわりにほとんどありません。
人間というのは、怠けてしまう生き物です。
そんな中監視の目のない浪人生が1日中勉強をし続けるなんてことは困難でしょう。

モチベーションを維持するためには仕組みが必要です。
厳密に言えば、モチベーションは下がって当然なので、それでもやらざるを得ない状況を作る仕組みづくりが必要です。
浪人を決意した段階で、まずは仕組みづくりを始めることをおすすめします。

勉強を阻害する要因は人により様々なので、一概にこうすればというものではありません。
例えば、友人からの誘いが阻害要因の人はチャットアプリを携帯から消してしまうのもありでしょう。
朝が弱い人は、朝が強い友人と待ち合わせをして、遅刻した場合は罰金を設けるのも良いと思います。
とにかく、勉強を続けるために障害になるものをこのように仕組み化で解決していくのが良いでしょう。

浪人の現実が受け入れられない

これは、大学受験で本気で取り組んでいた人によく見受けられます。
こんなはずじゃなかった、、あいつは合格したのになんで自分が、、などと考えているタイプの人です。
このタイプの人は、現役時代にものすごく努力をして頑張ってきた方が多いのではないでしょうか。
しかし、不幸中の幸いと言いましょうか、このタイプの人こそ浪人をして10〜20%の合格する人に最も近いタイプです。
現役時代に努力できた人は、必ず浪人をしても努力できます。
あとはいかに早く切り替えができるかで勝負が決まるでしょう。
そのまま卑屈になるのはもったいないです。

では、なぜいつまでも現実に目を背け落ち込んでしまうのでしょうか。
それは自分を他者と比べているからです。
実際に不合格になってしまった事実は変えることができません。
それを他人と比べてどうなるのでしょう。

落ち込んでしまうぐらいなら、他人と比較ができない状態にしましょう。
SNSなどに目を通さないようにしましょう。
見るべきは、自分の学力と志望校のギャップのみです。
定期的に模試を受けたり、過去問演習に早期から取り組み自分のレベルを常に把握するようにしておきましょう。

自分の実力を過信している

このタイプは現役時代にまともに勉強してこなかったタイプです。
なので、本気を出せばどうにかなると考えていることが多いです。
しかし、そういう人こそ結局浪人をしても成果を出せないことがほとんどです。
その証拠に、このタイプは全滅をして結果的に浪人をしている人が多いはず。

このタイプの人はとにかく現実を知ることから始めましょう。
とにかく自分の状況がまずいと客観的に理解することが大切です。
そのためには、完全に自分の生活を他人にコントロールしてもらうことが大切でしょう。

このような自分の実力を過信している人には予備校は向きません。
なぜなら、予備校は自主性が必要であり、自分の行動を自身で管理する必要があるからです。
現役時代もずっとなんとかなるで過ごしてきて、結局どうにもならなかったはずです。
必ず、個別指導塾や出席確認のある少人数生の受験塾に通うようにしましょう。
そして、徹底的に自分の状況を他人に管理してもらい、やり続ける努力をするしかありません。

まとめ

いかがでしたか?
浪人をするということは、恐らくどれかには心当たりがあったはず。
自分の今の状況を理解して、効果的な対策を打つことできっと努力は報われます。
浪人の1年間は、肉体的にも精神的にも非常に辛い1年になります。
それでも乗り越えた後にはきっとよかったと思えるはずです。

応援しています!
では、次回の記事で。

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