【誰でも受けれる??併願も可?受かる人は?】総合型選抜まとめ

こんにちは!新一です。

近年の大学入試事情は2020年にセンター試験から共通テストに代わり、新型コロナウイルスの影響も相まって非常に不安定な状態が続いています。

万が一新型コロナウイルスの陽性者になると大学の入試が受けられないと可能性もあるというリスクを避ける為に、一般選抜よりも早期に実施される総合型選抜も今まで以上の人気となっています。

また、高3の夏休み前まで部活に熱心に取り組み、部活引退後から大学の進学を考え、「今から大学受験の一般対策はちょっと。。それだったら総合型選抜を検討したい」なんて方もいらっしゃるかもしれません。

この記事は

総合型選抜について詳しく知りたい!

AO入試と総合型選抜は何が変わったか知りたい!

そもそも総合型選抜って?

総合型選抜は一般入試より楽って聞いたけど本当?

そんな方に向けて書いています。

目次

時間がない受験生の為に最初に結論!

総合型選抜は従来のAO入試に学力が求められる入試!

総合型選抜でも一般選抜に向けた勉強が必要!

準備に時間がかかるので余裕を持ったスケジュールが必要!

そもそも総合選抜って?

2021年度入試から今までAO入試(アドミッション・オフィス入試)と呼ばれていた入試から名称が変更されました。

その新名称が総合型選抜です。

文科省によると以下のように総合型選抜を説明しています。

詳細な書類審査と時間をかけた丁寧な面接等を組み合わせることによって、入学志願者の能力・適性や学習に対する意欲、目的意識等を総合的に評価・判定する入試方法

引用元:文部科学省公式HP

総合型選抜では、後述するAO入試に学力が求められるようになったとイメージしてもらえるといいかと思います。

つまり、ペーパーテストを受ける一般選抜にとは異なり、志望大学に合格する為には、学力だけでなく大学への志望理由の作成や、面接の対策などが必要になってきます。

志望理由の作成も面接も自分の考えていることをアウトプットする力が必要になるので、日頃から自分の中で答えを出せるように考えたり、考えをまとめておけるといいですね!

学力を測る方法は大学によって様々ですが、基礎学力試験や、面接の中での口頭諮問、プレゼンテーションなどが挙げられます。

中には事前課題を課す大学もあるので、志望大学の出願要綱をよく読んでおきましょう!

面接対策も早めに準備しておきましょう!

AO入試との違い

総合型選抜の旧名称はAO入試(アドミッション・オフィス入試)と呼ばれていました。

そもそもAOとはAdmissions office(アドミッションズ・オフィスポリシー=入学事務局)の略で、AO入試とは、各々の大学が求める学生像と受験生の人物像がどれだけマッチしているかという点で合否を判断する入試で、具体的には志望理由書や小論文、面接を通じて合否を判断することが多くありました。

各大学のアドミッションズ・オフィスポリシーは公式のHPやパンフレットでも公表されています。

大学によっては、アドミッションズ・オフィスポリシーが抽象的な内容でパッと見ただけではよく分からない可能性があるため、まずはアドミッションズ・オフィスポリシーの内容を確認し、丁寧に読み解いた上で、正しく理解することが必要です。

参考までに1990年に日本で初めてAO入試を取り入れた慶應義塾大学総合政策学部のアドミッションオフィスポリシーを紹介します。

「未来を考える」ための教育と研究に取り組む慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)において,総合政策学部は「政策を考える」ための学問を追究しています。私たちは,総合政策という学問をつうじて,未来を見通す展望力,状況を捉える分析力,政策を設計する構想力,政策の意義を訴える説得力,政策を実施する実行力とともに,それらを総合する力を備えた学生を育てるために尽力してきました。総合政策学部が創設されたのは 30 年ほど前の1990 年のことです。その前年にベルリンの壁が崩れて東西冷戦が終わり,世界が大きく動いていることが実感できる時代でした。それは未来に対する希望とともに不安も感じる時代でした。これまでと変わらないだろうと予測できることが少なくなり,若者たちも将来がど うなるのか分からなかったのです。学部創設以来 30 年の歩みをつうじて,私たちが確信したことは,社会の秩序は変化するということです。
これまで当然とされていた価値観は流動し得るものです。そのため,私たちが直面している問題の多くは,既存の解決方法を受け入れず,新しい思考を要求しています。そもそも私たちは,発見した問題を本当に問題なのか疑う必要すらあるのです。「政策を考える」ための学問は,常に変化を求められています。個々の先端的な学問領域に通暁しつつも,それを総合的に捉え直して,学際領域に踏み込もうとする総合政策学部の学問が魅力的であるのは,社会の秩序の変化に適応しようとする考え方を備えているからです。政策を考えるということは,未来を構想することに他なりません。このまま問題を放置すると深刻な状態になると気づけば,政策はより良い状態を目指すことになります。そのための政策とは何か,政策をどうや って作るか,政策をどうやって実効あるものとして実施するか,政策をどうやって評価し,改善していくか を学ぶことは,総合的なアプローチをどうしても必要とします。
従来の学問は,限定された範囲の中で,いかに正確に物事を理解するかに力点が置かれていました。問題があればその原因の究明までは視野に入っていました。しかし,そこから先,解決するのは誰なのかどうやるのかという問題にはなかなか踏み込めませんでした。こうあるべきという論陣を張ることはできてもそれを実現するのは他人や企業,政治家の役割とされていたのです。
しかし,市場の失敗,そして政府の失敗もあり得ることが分かり,単純な解決ではすまないことが分かった現代では,私たちが自分の問題として解決を積極的に考えなくてはなりません。そこが総合政策学部の出発点でした。私たちの使命は,真理を追究し,新しいものを想像し,日本と世界を良くすることです。
すでに 1 万人以上の卒業生が,総合政策学部から巣立って行きました。世界人口の中ではほんのわずかです。しかし,卒業生の多くが,日本と世界を良くするためにそれぞれの努力をしています。こうした取り組みに参加できる学生を総合政策学部は求めています。

引用:慶應大学公式HP

いかがでしょうか。パッと見ただけではなかなか正しく理解することは難しいのはではないでしょうか。

僕なりに慶應義塾大学総合政策学部のアドミッション・オフィスポリシーについて内容を噛み砕いて要約してみると、慶應義塾大学総合政策学部は流動、変化し続ける世の中において、日本と世界の未来をより良いものにするために、従来以上に、積極的に自ら問題解決することができる人材育成を試みており、具体的には展望力、分析力、構想力、説得力、分析力、実行力、総合力を学生を育成したい。

といった要約になるかなと思います。

●●●
男子高校生

「慶應義塾大学の総合政策学部のアドミッション・オフィスポリシーに共感できる!」

という方は、

なぜ自分が共感できるのか?

自身にそう思えるバックグラウンドがあるのか?

日本、世界の課題の中で特に興味があることは?

また、自分なりの解決案は?etc..

といった風に具体的かつ説得性を持って相手に分かりやすく説明できる必要があります。

学校推薦型選抜との違い

学校推薦型選抜とは名前の通り、学校からの推薦が必要となる選抜方法で公募制と指定制の二つに分けられ、特に専願で合格率が高い指定制の学校型推薦型選抜を従来では指定校推薦と呼んでいました。

文科省によると学校推薦型選抜は以下のように説明されています。

出身高等学校長の推薦に基づき、調査書を主な資料として評価・判定する入試方法

引用元:文部科学省公式HP

入試では調査書(学校の内申点や活動の記録)に加え、面接、小論文が必要なことが多くありました。

調査書を主な資料とするとも記載がある通り、高校での勉強への取り組みが非常に重要になるかと思います。

特に内申点に大きく影響する毎回の定期テストを大切にし、学校での順位は少しでも上にいることが重要になってきます。

ちなみに指定制の学校推薦型選抜の場合は高1の1学期の成績から高3の1学期までの成績までが必要になります。

将来の可能性を少しでも広げておく為に、高校入学後から弛まずにコツコツとした勉強を行なっていくことをオススメします。

また、出身学校長の推薦ということもあり、勉強以外にも部活動や生徒会活動といった+αへの取り組みなども大切にできるといいかなと思います。

一般選抜との違い

一般選抜は面接が課されることがあまりなく、多くの場合は学力検査の結果で合否を分ける入試です。

多くの国公立大学の場合は共通テストを1次試験として実施し、その後2次試験が行われることがありますが、私大の場合は大学によって多種多様な入試が実施されます。

ここには書ききれないほどあまりに種類と数が多いため、簡単に紹介します。

例えば、共通テストの結果のみで合否を分ける共通テスト利用入試や、共通テストの結果も鑑みながら実施する入試、大学の全学部統一の入試を実施する方法(明治大学では全学部統一入試、法政大学ではT方式、日本大学ではN方式などと呼ばれます。)や各学部毎の入試を実施する方法、3教科の入試を受けた上で、点の高い2科目で合否を分ける入試、さらに近年多いのは、英検の合否やスコアによって、英語の入試を免除、みなし点を付与、当日点に加点する英検利用を行う入試も増えてきました。

さらに日程が複数日程用意されていることも多くあります。

私立大の場合このように一般選抜では入試が多種多様で非常に複雑なため、学力に加えて自分がどの大学にいつ、どんな方式で受験するかが合否を分ける可能性もあります。

個々に合わせた出願を個人で調べることは非常に時間と手間がかかるため、信頼できる学校の進路指導の先生や、進路指導ができる塾にアウトソーシングすることをおすすめします。

総合型選抜のスケジュール

総合型選抜のスケジュールとしては主に以下のスケジュールで行われます。

9月〜出願

10月〜選考

11月〜合格発表

総合型選抜は共通テストや、一般選抜よりも早い期間で実施されるため、余裕を持ってできるだけ早くから準備が必要になります。

総合型選抜の注意点

対策に時間がかかる

総合型選抜を受験する場合、まずは志望大学のアドミッションオフィスポリシーの確認、さらに理解を深める為にオープンキャンパスにも参加した方がいいかと思います。

その上で志望理由書の作成、面接練習、場合によってはプレゼンテーション資料の作成や発表の練習と準備に多くの時間を要します。

「何となく一般選抜より楽そう」の気持ちで臨むとギャップがあるため、総合型選抜を受ける場合は事前によく考えておく必要があります。

一般選抜の準備も怠らない。

総合型選抜を受ける際に「そもそも勉強をしたくない、一般選抜のことは総合型選抜の結果次第で考える」という方もいますが、非常にリスクが高いです。

先述の通り、総合型選抜は従来のAO入試に加え、学力も考慮されることが変更点でした。

基礎学力の試験や、面接の中で口頭諮問が課されるところもあることを考えると、例え総合型選抜での合格の志望度が高いとしても、受験大学を一般選抜で合格できる程の学力を身に付けておく必要がありかと思います。

また、スケジュールの面からも11月や12月に総合型選抜の結果が出てから一般選抜の対策を始めると到底間に合いません。

ちなみに、赤本を用いた大学受験の過去問対策は9月からをオススメしています。

↓赤本をいつから解くのがオススメかについて記事を書いています!こちらもぜひ読んでみて下さい!

最後に

記事を読んで頂きありがとうございました!

いかかでしたか?今回は近年変更があった総合型選抜についてできるだけ分かりやすく書いて見ました。

総合型選抜の対策も意外と大変と感じた方もいるかも知れません。

特に志望理由書の添削や、面接対策は一人の力ではなかなか難しいかもしれませんので、お悩みやご相談がある方は一度、当サイト学部(まなぶ)にご相談頂けると簡単なアドバイスができるかと思うので、いつでもご連絡下さい♪

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

こんにちは!新一といいます。元教育業界大手の人で、今までに1000名以上の大学受験生の進路指導に携わりました!主に自分が大学受験生の際に知っておきたかった事についてキャッチーな側面から書いています!進路に不安な大学受験生はいつでもご相談下さい!

コメント

コメントする

目次