目次
入試の傾向を知る
入試の概観
中央大学の英語の中でも、最難関の問題となる。大問構成は全8題となっている。英文和訳と英作文が1題ずつ、語彙・文法問題が4題、長文読解が2題出題される。特に大問1と2の英文和訳と英作文の解答は合否を大きく左右する。大問1の英文和訳問題は、長文中の文章の一部を和訳する問題だ。前後の文章の意味を理解していなければ、なかなか意味の通る和訳をすることは困難だろう。構文も複雑な文章が出題されるので、英文を品詞ごとに区切り、精読できる技術が必要だ。また、大問2の英作文も文中の1文を指定された書き出しで解答していく形式の問題である。高い構文や単語を記述する力を要するので、見れば意味がわかるというような曖昧な暗記では太刀打ちできない。この2題で配点が50点あり、全体の3分の1を占めている。中央大の法学部を受験する場合は、この2題の対策はかなり入念にしておきたい。また、それ以降に続く語彙・文法問題も、半数は記述形式になっている。この学部でしか出題されないような独特な問題も出題される。そして、文法問題の中でも難易度の高い正誤問題の出題もある。知識問題といえども侮ってはいけないレベルだろう。逆に、最後の長文問題の難易度はそこまで高くはない。しかし、前半の問題に時間を取られ、解答時間が確保できなくなることは避けておきたい。
Reading型とGrammer型の出題割合は?
Reading型割合 | Grammer型割合 |
44.4% | 55.6% |
入試問題の出題傾向分析
Reading型の出題分析
内容一致 | TF問題 |
3.7% | 0.0% |
言い換え | 空所補充 |
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3.7% | 24.1% |
タイトル問題 | 文法問題 |
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0.0% | 1.9% |
指示問題 | 文章挿入 |
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3.7% | 0.0% |
和文英訳 | 英文和訳 |
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3.7% | 3.7% |
自由英作文 | 本文要約 |
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0.0% | 0.0% |
会話文内容一致 | 会話文言い換え |
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0.0% | 0.0% |
会話文空所補充 | 会話文和文英訳 |
---|
0.0% | 0.0% |
会話文英文和訳 | |
---|
0.0% | |
Grammer型の出題分析
文法記述補充 | 文法選択補充 |
9.3% | 18.5% |
文法正誤 | 文法整序 |
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18.5% | 0.0% |
ボキャブラリー | 和文英訳 |
---|
0.0% | 0.0% |
英文和訳 | 自由英作文 |
---|
0.0% | 0.0% |
グラフ読み取り | 発音アクセント |
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0.0% | 0.0% |
会話文文法 | 会話文挿入 |
---|
9.3% | [type57] |
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関 正生 KADOKAWA 2016年08月17日頃