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産近甲龍徹底比較!大学受験で選ぶべき大学!

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みなさんこんにちは!
今回は産近甲龍を徹底比較していきます。
長らく関西圏の中堅大学として非常に人気の高い大学でしたが、ここ数年でどの大学もかなりレベルを上げてきています。
関西圏では関関同立に次ぐ知名度を誇り、全国的にも戦うことのできる大学になってきているように思います。
そんな産近甲龍の特徴や就職状況をひとつずつお伝えしていきます!
また、私の独断と偏見によるコメントもちょくちょく入れていきます(笑)

産近甲龍とは?

では、まず産近甲龍について簡単に触れていきます。
産近甲龍とは、関西の中堅私立大学群の総称です。
具体的には、以下のようになっています。

  • 産:京都業大学
  • 近:畿大学
  • 甲:南大学
  • 龍:谷大学

冒頭でもお伝えしたように、ここ数年で一気にレベルを上げてきている大学です。
各大学に面白い特徴があり、受験者数もどんどん増えてきています。
こちらの記事でそれぞれの大学の特徴を知り、みなさんの進路選択の一助になればと思います!
では、早速いきましょう!

京都産業大学

神山キャンパス

どんな大学?

はじめは京都産業大学についてです。
京都産業大学は、京都市北区上賀茂にキャンパスを有する大学で、通称”京産”と呼ばれています。
文理総合で10学部を有する総合大学です。
ただ、産近甲龍のなかで最もキャンパスの立地が悪いです(笑)
ものすごく山奥にある大学で、冬には雪景色になることも、、!

1965年に経済学部と理学部の2学部からでスタートした、比較的歴史の浅い大学ではあります。
看板学部は、京産の中でも最も歴史のある経済学部と理学部になります。
経済学部では1年次に基礎を学び、2年次に以降に4つのコースを選択することになっています。
入学後にしっかりと将来を見据えた選択ができるのは、非常に魅力的ですよね。
そして、理学部では私立大学では珍しい、宇宙や天文について学ぶことができます。
実は、創設者の荒木俊馬は天文学者なんです。
宇宙や天文学について興味のある人には、非常にお勧めです。

キャンパス内に天文台もあります

京都産業大学HPより引用

また、ここ数年で京産は外国語教育に非常に力を入れています。
大学の全学生にTOEICの受験をさせるカリキュラムが組まれており、全学部混合で英語の習熟度別のクラス編成が行われます。
その影響もあり、外国語学部の人気が非常に高まっています。
なんと10言語もの専攻があり、これは外国語大学も顔負けですね!

キャンパスや学生の雰囲気

続いてキャンパスについてです。
京産の最大の強みは、この神山キャンパスにあります。(冒頭でディスってごめんなさい)
京都産業大学は、関関同立・産近甲龍合わせた8大学の中で、唯一ワンキャンパスの大学になります。
敷地面席は、なんと東京ドーム14個分!!!(これ関西の人にはピンときません)
東京ディズニーランドより広いキャンパスになります(笑)
このワンキャンパスの何が強みかって、学部を超えた横断的な学びを得ることができることですね。
関関同立・産近甲龍は文理でキャンパスが分けられていることが、非常に多いです。
そんな中、文理を融合した学びを得ることができたり、先ほどお伝えした学部混合の英語のクラス編成ができるのは、このワンキャンパスがあってこそなせる技です。
自分の学部に在籍しながら、他の学部の講義を履修することもできるようです!
そして、学食もキャンパス内に9つもあります(笑)
確かに大学の立地は山奥で非常に通いにくいという事実は否めないのですが、逆に言えばキャンパスにさえ行けば外にでる必要はあまりないということです。
でも、広すぎて講義の履修によっては休み時間に移動が間に合わないことは内緒。

学生の雰囲気に関しては、多様性といった感じでしょうか。
ワンキャンパスということで、本当に様々な学生が集まります。
地域に関してでいうと近畿圏からの学生が圧倒的に多くはありますが、多様な学部の学生と関わることができます。
また、山奥とは言え京都市にある大学なので、少し移動すれば同志社大学や立命館大学の学生とも交流を持つことができます。

就職について

就職状況についてもみていきましょう。

京都産業大学では、コーオプ制度という大学主導型のインターンシップのようなものが用意されています。
この制度で積極的に学生の就職活動のサポートを行っています。

就職率としては、毎年97〜98%という高い水準で推移しています。
しかし、実体的には関西基盤の企業が多いなという印象です。
特に卸売・小売業への就職が全体の約25%と多くの割合を占めています。
もちろん全国レベルの有名企業にも就職するチャンスはありますが、やはり関関同立には及ばずといった印象です。

こちらのランキングでも、全体で115位という状態です。
有名企業への就職をするためには、早期からの対策が必須になりそうですね。

ワンキャンパスの強みを活かし、たくさんの人と情報交換をしながら活動していくことで視野を広く持てることを武器に戦うことがいいでしょう。

近畿大学

東大阪キャンパスの西門

どんな大学?

次は近畿大学です。
大阪府東大阪市にメインキャンパスを構える、通称”近大”です。
近大マグロが有名ですよね。
そして、東の日大!西の近大!
言わずと知れた、関西屈指のマンモス校です!

そして、実はこの二つの大学は元々同じ法人が設立した大学ってことは知っていましたか?
1925年に財団法人日本大学が設立した日本大学専門学校が、後の近畿大学です。
詳しく知りたい人は、大専騒動を調べてみてください。

近畿大学の特徴は、圧倒的な規模です。
この学部が看板学部ですというものは特にありませんが、14もの学部があり多様な選択ができる大学です。
また、関関同立・産近甲龍のなかで、唯一医学部がある学校でもあります。

キャンパスに関しても、全国に6つのキャンパスがあります。
メインキャンパスは、東大阪キャンパスです。
同じマンモス校の日大とは違い、ほとんどの学部がこの東大阪キャンパスに所在しています。
その他のキャンパスは、医学部は大阪狭山キャンパス、農学部は奈良キャンパス、生物理工学部は和歌山キャンパス、工学部は広島キャンパス、産業理工学部は福岡キャンパスに所在しています。
また、理系学部が別キャンパスになっているようにも見えますが、東大阪キャンパスにも、理工学部や建築学部や薬学部もあります。
ちなみに、東大阪キャンパスには私立大学で唯一の原子炉もあります。
文理ともに充実した施設環境だと思います。

また、学業以外からも学びを得ることができる施設がいくつかあります。
代表的なものは英語村E3アカデミックシアターでしょうか。

英語村E3では、遊びながら英語を学ぶことができます。
英語村に入ると、一切の日本語の使用を禁じられます(笑)
そして、外国人のネイティブスタッフとカードゲームやバスケットボールをしたりすることができます。
遊びの中から英語を身につけることができる、非常に面白い施設です。

アカデミックシアターは、ざっくりと言えば交流の場です。
1号館から5号館で構成されており、中にはラーニングコモンズや自習席、カフェや図書館など様々な施設があります。
アカデミックシアターの中でも、特にマンガ図書館は話題になりました。

マンガ図書館の”DONDEN”

近畿大学HPより引用

近年では、受験志望者数が7年連続1位と、首都圏の人気大学を押さえ西日本で最も成長している大学だと言えます。

当然、偏差値もかなり上がってきています。
実際に、関西大学との偏差値もあまり変わらないレベルになってきています。
近い未来、同志社一強の時代になり、関関近立になるのではないかという話も、、(笑)
今回は産近甲龍という大学群での話ですが、産近甲龍の中ではトップ校であることは間違いないでしょう。

キャンパスや学生の雰囲気

次にメインキャンパスである東大阪キャンパスの雰囲気についてお伝えします。
キャンパスも学生も一言で言えば、活気のあふれる雰囲気ですね。

東大阪キャンパスは9つのキャンパスが所在するほど大規模なキャンパスです。
そこそこ広いキャンパスになっています。
学生数の増加に伴い、新しい校舎や設備も続々と増えてきています。
特にEキャンパスと言われるエリアには、オシャレなカフェなどもあり過ごしやすい環境です。
また、それだけ学生が多いということもあり、街全体も学生街だなぁと感じる雰囲気です。
最寄駅の近鉄長瀬駅から徒歩10分ほどの距離に大学がありますが、その道中には学生用のお店がズラズラ。
長瀬全体が近畿大学の一部のような感じですね。

学生は、少し派手な印象の学生が多いのかな?
近畿大学のHPやCMや広告をみたことはありますか?
どれも他の大学とは一線を画する、楽しそうな雰囲気ですよね。
その内容のどれもが大学というより、テーマパークのようなイメージです。
そのテーマパークのような楽しそうな雰囲気に惹かれる学生が多く集まったのかなという感じです。

就職について

就職に関しては、近畿大学も98%前後で毎年推移しています。
就職率は申し分ないですね。
しかし、やはり関西基盤の企業が多い印象です。
直近の卒業生は、約半数の人が関西で就職をしています。
東洋経済の「有名企業への就職に強い大学」ランキング200では、99位と関関同立には一歩及ばずです。
業界としては、卸売・小売業に約20%、製造業に約16%、サービス業に約14%と、上位3つの業界で50%を占めています。
ただ、そろそろ全国での認知も上がってきているので、全国区の企業への就職もチャレンジしてもいいのではないかと思います。

そして、大学としての就職サポートは、あまり期待できないでしょう。
“TSUNAGU プロジェクト”という、就職に出遅れてしまった学生への個別サポートがありますが、なにせマンモス校です。
大学側から学生へアプローチするのは至難の技です。
よって、大学が就職のサポートを能動的にしてくれるということはありません。
一方で、当然卒業生は非常に多いです。
人脈を形成をすることは、自分次第ですが他の大学よりもやりやすい環境ではあるでしょう。
早期から、OB・OG訪問など自分自身で繋がりを作ることをお勧めします。

甲南大学

岡本キャンパス

どんな大学?

次は、甲南大学です。
甲南大学は、兵庫県神戸市にメインキャンパスを構える大学です。
学部は、文理総合で8学部の総合大学です。
キャンパスは全部で3つあり、全て兵庫県に位置しています。
マネジメント創造学部が西宮キャンパスに、フロンティアサイエンス学部はポートアイランドキャンパスに、それ以外の6つの学部がメインキャンパスの岡本キャンパスに所在しています。
前身の学校は、華族や社長の子を受け入れるための旧制7年制高校でした。
そして、今でもメインキャンパス周辺の岡本は、神戸市の中でも有数の高級住宅街です。
お金持ちや社長の息子みたいな人は今でも多いですね。
甲南小学校からずっと甲南大学まで上がってくる学生を”甲南ボーイ”と呼んだりすることも!

看板学部は、経営学部です。
今でこそどこにでもある経営学部ですが、実は関西で初(全国では4番目)の経営学部は、この甲南大学の経営学部だったんですね。
非常に歴史のある学部になっています。

そして、甲南大学の最たる特徴はコンパクトな大学ということです。
甲南大学も自ら”ミディアムサイズの総合大学”と謳っています。
学生数は9,000名ほどで、近畿大学の3分の1以下です。
少人数制で学生との双方向コミュニケーションを重視した講義をしており、一人ひとりに深く関わってくれる環境が強みですね。
キャンパスも非常に小さなキャンパスです。
学部数はメインキャンパスに6学部と産近甲龍で最も少ない数ではありますが、その分他の学部との融合型の学びを得ることができるような工夫がなされています。

甲南大学特有の取り組みの代表例は、KONANサーティフィケイトと呼ばれる大学独自の認定試験のようなものです。
学業以外の取り組みを大学側が、KONAN サーティフィケイト認定という評価認定をしてくれます。
これも少人数制であるからこそ実施できる取り組みかもしれません。

キャンパスや学生の雰囲気

メインキャンパスの岡本キャンパスは、神戸市東灘区の高級住宅街の中にあります。
そのため、大学自体の雰囲気も非常に落ち着いています。
最寄りの岡本駅から大学までの間もオシャレなお店がちらほら、、、
街そのものも、あまり学生街という感じではありません。
近隣に遊ぶ場所も特にないので、遊びに行く時はみんな阪急電車で大阪梅田か神戸三宮へ繰り出します。
そういう意味では神戸や大阪のような都心部へアクセスしやすい、いい環境ではあるかもしれません。

キャンパス自体も非常にコンパクトで、学部棟がないことが特徴です。
学部間の交流もしやすい環境ですね。

学生の雰囲気も大人しい学生が比較的多い印象です。
オシャレな街、神戸にふさわしい大学と学生たちといった感じしょうか。
学生数も少ないので、そこまでガヤガヤした雰囲気にもなりづらいのでしょうか。

就職について

甲南大学も、非常に高い就職率で98%前後で推移しています。
詳細の数値は公開されていませんが、メーカーへの就職が多いようです。

東洋経済の「有名企業への就職に強い大学」ランキング200では、98位と産近甲龍の中では最も良い順位となっています。
その理由は、おそらく大学からの非常に手厚いサポートでしょう。
ミディアムサイズの大学ということで、就職に関しても学生との双方向のコミュニケーションを徹底しています。
1年生の時から、進路発見セミナーや会社見学ツアーなどキャリア設計をサポートしてもらうことができます。
そして、3年生以降では筆記試験対策や面接対策なども実施してくれています。
また、保護者向けのセミナーもあるようです。
これはさすがにやりすぎじゃないかな、、とも思います(笑)
ただ、それだけ大学が積極介入してくれると、非常に心強いですよね!

龍谷大学

深草キャンパス

どんな大学?

最後に、龍谷大学です。
京都府京都市伏見区深草にメインキャンパスを構える、9学部3キャンパスを擁する総合大学です。
キャンパスは、文系学部メインの深草キャンパス、理系学部メインの瀬田キャンパス、そして文学部の3・4年生のみが通う大宮キャンパスがあります。
寛永16年(1639年)に西本願寺13代宗主良如が、僧侶の教育機関として設立した学寮が起源となっています。
約400年と産近甲龍で最も歴史のある大学です。
お分かりかと思いますが、仏教系の大学でもあります。

看板学部は、文学部です。
7学科6専攻で構成される学部であり、宗教学・哲学・歴史学・文学・心理学・言語学を横断的に学ぶことができます。
京都という、歴史的な建造物の多い環境で日本の歴史を学ぶことができるので、日本史が好きな人には非常に魅力的な学部と言えます。
また、文学部の3・4年生のみが通うこととなる大宮キャンパスにも、非常に大きな特徴があります。

大宮キャンパス

この大宮キャンパスは、西本願寺の中にあるんです。
西本願寺ってわかりますか?世界遺産です。
映画の”るろうに剣心”とかも撮影されてるんですよ!
世界遺産の敷地内にある校舎で学べるって、歴史好きにはたまりませんよね。
何より図書館がすごいんです。
蔵書数約74万冊が、この大宮キャンパスの図書館には所蔵されています。
3キャンパス合わせて約223万冊の蔵書数がありますが、文学部の3・4年生のみで約3分の1を利用できるんですね。
歴史的な蔵書もあるので、本当に歴史が大好きな学生には最高の学舎ではないでしょうか。

キャンパスや学生の雰囲気

続いて、キャンパスや学生の雰囲気についてです。
単刀直入に言うと、少し地味な印象です。

キャンパスの位置も通いにくくはないですが、ものすごく便利なわけでもありません。
そして、何よりあまり特徴がありません。
京産・近大・甲南の3つはキャンパスに非常に強い特徴を持つ中、龍谷はこれ!と言ったものを打ち出せずにいます。
歴史的な建造物はありますが、あまり多くの学生にリーチできる強みではなさそうです。

学生数も近大ほどはいないし、甲南ほど小さくもない。
強みとなる部分をなかなか打ち出せずにいるせいか、学生も半数以上が京都府と大阪府からと近隣の学生が通う大学になっています。
つまり、あまり多様性もないと言うしかない状況です。

環境面での強みといえば、京都市内の大学ということもあり、同志社や立命館などの学生と交流がしやすい環境にあるということくらいかなと思います。

就職について

最後に龍谷大学の就職状況です。
就職率は約97%と、他の産近甲龍の大学とほぼ同じ水準です。
龍谷大学も入学時からの早期キャリア形成のサポート行っています。
しかし、産近甲龍の中では最も就職力は弱い学校ではあります。
東洋経済の「有名企業への就職に強い大学」ランキング200では、127位と産近甲龍の中では最も低い順位となっています。
就職先もやはり、関西圏メインになっています。

しかし、公務員就職には強いという側面もあります。
公務員対策講座が充実しており、産近甲龍の中では最も公務員就職の割合が高くなっています。

大学そのものに強みがない分早期から就職活動の準備をしなければ、他の大学よりは不利になってしまうかもしれないということを知っておいた方が良さそうですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
各大学に様々な特徴がありますよね。
また、就職に関してはやはり関関同立には及ばない部分があります。
しかし、各大学の強みを活かすことができれば、十分に満足のいく就職も可能ではあります。
それぞれの大学の特徴を知り、納得の進路選択をしてもらえると嬉しいです。

関関同立や首都圏の大学についてはこちらも参考にしてみてくださいね!

では、次回の記事で!

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