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総合型選抜・学校推薦型選抜必勝法!ライバルに差をつける自己PRの書き方

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夏も終わりに近づき、そろそろ大学受験対策も本格化してくる季節になりました。
2020年度より大学受験は大きな転換期を迎え、センター試験が廃止となり、各種入試の名称も変更になりました。
これまでAO入試と呼ばれていたものが総合型選抜となり、公募推薦入試と呼ばれていたものが学校型推薦選抜と名前を変えました。
しかし、本質的な対策に変わりはありません。
今回は総合型選抜や学校型選抜と呼ばれる入試形式で必要となる、自己PRや志望理由の書き方をお伝えします。
これを身に付けることができれば、ライバルたちに差をつけることはもちろん、将来就職活動でも役に立つ知識なので是非参考にしてみてください。

PREP法とは?

では早速ライバルに差をつける自己PRの書き方をお伝えしていきます。
あるフォーマットに沿って、文章を書いていくのですが、そのフォーマットの名前をPREP法と呼びます。
なんだそれは?って思いますよね。

PREP法??

PREP(プレップ)方とは、簡潔に伝わりやすい文章を記述するためのフォーマットのことです。

  • P : 要点
  • R : 理由
  • E : 具体例
  • P : 要点

これらの頭文字をとってPREP方と呼びます。
自己PRや志望理由など、こちらのフォーマットに必要な内容を当てはめることさえできればそれらしい文章になります。
では、なぜPREP法を使うと伝わりやすいのか?

  1. 要点を最初に伝えることで無駄がない文章になる。
  2. 要点を支える理由や具体例のおかげで、聞き手が話のイメージをしやすくなる。
  3. 再度結論を伝えることで、記憶に重要なことが残りやすくなる。

以上のような理由で、ビジネスでの世界でもよく利用される形式になります。

では具体例も交えて、こちらの使い方を学んでみましょう。
まずはPREP法を用いずに書かれた自己PRをみてみましょう。

”私はサッカーを小学校3年生の頃から習っています。
そして現在所属しているチームには約30人のチームメンバーが所属していて、その中で私はキャプテンをしています。
地区大会でも優勝した経験があります。
しかし、優勝までは非常に厳しい道のりでした。
合宿での練習では、ハードな練習もあり、チームの士気が下がってしまいました。
それでは地区大会での優勝はできないと、メンバーたちを励ましなんとか合宿を終え、チームが一つになることができました。
この経験を通して、リーダーとしてチームをまとめる大切を知ることができました。”

いかがでしょうか?
経験としては非常に良い材料ですが、なんだかだらだらとした印象を持ちませんでしたか?

この文章をしっかりと伝わる文章にするために、PREP法に実際に当てはめてみましょう。

Point : 要点

まずは要点です。
相手に最も伝えたい内容を記述します。

はじめに結論を述べる理由は、後から話す内容がわかりやすくなり、相手に伝わりやすくなるからです。
では、先ほどの文章から要点はどの部分にあたるのか、具体的にみてみましょう。

”私はリーダーシップを発揮し、仲間に活力を与え、組織を引っ張っていくことができます。”

以上です。
どうですか?すごくシンプルですよね?
自己PRというのは自分の強みを相手に伝えるための文章になります。
その際に要点は何かを考えると、上記の文章では”チームをまとめるリーダーシップ”ですよね。
その重要なポイントを端的に伝え、相手に自分の強みを理解してもらうことが非常に重要となります。

Reason : 理由

次に理由を書いていきます。

PREP方の中での理由は、要点を補足する役割を持ちます。
自己PRの中では、自分の強みがどのように培われたかを説明する部分になります。

この理由の部分を明確にすることで、自分の伝えたい要点(自己PRでは強みの部分)がどのような根拠なのかを明確にすることができます。
では、先ほどと同じように理由の部分も、例文から書き直してみます。

”このリーダーシップは、所属しているサッカーチームでのキャプテンの経験で培われました。”

以上です。
え?短くない??
いいんです。別に文章を長く書くことが目的ではありません。
長く書いても伝わらなければ、それは書いていないも同然です。
文章はできるだけシンプルに構成するように心がけましょう。

Example : 具体例

続いて具体例です。
具体例は、相手にさらに自分の強みをしっかりとイメージしてもらうために書くものです。

実際にどんな経験をしてきたのかを伝えることにより、相手により自分の強みを理解してもらうことができます。
では、同様に例文の内容を書き換えてみましょう。

”私がキャプテンとして約30名ものメンバーを率いていたときに、チームで合宿に参加しました。
練習もかなりハードで、チームの士気もかなり下がっていました。
しかし、そのような中でもメンバー全員と向き合い、前向きな言葉をかけ続けました。
するとメンバーたちもそれに応えるように、練習に取り組むようになってくれました。
そして、チームをひとつにまとめ上げて合宿を終えることができ、その直後の地区大会では優勝することもできました。”

いかがでしょうか?
この具体的なエピソード自体は、元の例文からそこまで大きな変化はありませんでしたが、かなり印象が変わったのではないでしょうか?
結論をはじめに述べることで、このように具体例に説得力が生まれます。

また、少しテクニック的な要素になりますが、マイナスの状態から自分が関わることでプラスになった経験を書くとより自分の強みが相手に伝わりやすくなります。
具体例のエピソードを書く際には意識してみてください。

Point : 要点

最後に要点です。
また要点?となりますよね。
大丈夫です。
最後に要点を持ってくることで、相手に自分の最も伝えたい内容をより印象付けることができます。
はじめに要点(強み)を伝えれた相手は、その内容が真実なのか疑っている状態にあります。

ほんとに?

それを、理由→具体例という流れで証明してきたはずです。
ここで最後にもう一度要点を伝えることで、相手を納得させることができます。

では、これまで同様に例文を書き直してみましょう。

”以上のことから、私はどんな状況でも前向きにメンバーと向き合い、リーダーシップを発揮して組織を引っ張っていくことができます。
この経験を活かし、今後もどのような環境下でも中心に立ち、周りを鼓舞できる人間でありたいと思います。”

納得!

このような感じです。
最後に再度持ってくることで、より説得力が増したと思いませんか??

ちなみに全く同じ表現でもいいのですが、少し同じ意味の違う表現に変えたりすると、より相手にいい印象で伝わるので練習してみてくださいね!

最後に

では、実際に書き上がった文章を見比べてみましょう。

PREP法なし
”私はサッカーを小学校3年生の頃から習っています。
そして現在所属しているチームには約30人のチームメンバーが所属していて、その中で私はキャプテンをしています。
地区大会でも優勝した経験があります。
しかし、優勝までは非常に厳しい道のりでした。
合宿での練習では、ハードな練習もあり、チームの士気が下がってしまいました。
それでは地区大会での優勝はできないと、メンバーたちを励ましなんとか合宿を終え、チームが一つになることができました。
この経験を通して、リーダーとしてチームをまとめる大切を知ることができました。”

PREP法あり
”私はリーダーシップを発揮し、仲間に活力を与え、組織を引っ張っていくことができます。
このリーダーシップは、所属しているサッカーチームでのキャプテンの経験で培われました。

私がキャプテンとして約30名ものメンバーを率いていたときに、チームで合宿に参加しました。
練習もかなりハードで、チームの士気もかなり下がっていました。
しかし、そのような中でもメンバー全員と向き合い、前向きな言葉をかけ続けました。
するとメンバーたちもそれに応えるように、練習に取り組むようになってくれました。
そして、チームをひとつにまとめ上げて合宿を終えることができ、その直後の地区大会では優勝することもできました。
以上のことから、私はどんな状況でも前向きにメンバーと向き合い、リーダーシップを発揮して組織を引っ張っていくことができます。
この経験を活かし、今後もどのような環境下でも中心に立ち、周りを鼓舞できる人間でありたいと思います。”

いかがでしょうか。
印象がかなり変わったのではないでしょうか??

あとはとにかく練習あるのみで!
このフレームワークを意識して、どんどん文章を書く練習をしてみてください。

ちなみに、この記事も可能な限りPREP法を意識して作成してみます。
改めて読み直してみて参考にしてみてください。

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