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【学部紹介】教育学部ってどんな学部?

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こんにちは!
学部紹介第7弾は、教育学部についてお伝えしていきます。
教育学部も、文学部から独立した学部です。
比較的、他の学部よりもやっていることなどはイメージがつきやすい学部です。
そんな教育学部の意外な側面もお話しできたらと思います。
では、早速いきましょう。

教育学部の特徴

まずは、教育学部の特徴からお話しします。
教育学部は、言葉の通り”教育”を学ぶ学部です。
教員を目指す人が多く進学する学部ですね。
ただ、細かく分けると教員養成系と呼ばれるものと教育学系と呼ばれるものに二分されます。
前者はイメージ通り教員を養成するコースなので、学校の教員になりたい人が進学するコースですね。
他方の教育学系は、教育とその関連領域に関する基礎的な教育内容を研究するコースになります。
後者の場合は、教員免許が取れない可能性もあります。

教育学部なのに、教員免許が取れないの?と思われた方もいますよね。
そうなんです。ほとんどの教育学部では、教員免許が取得可能です。
しかし、中には教員免許取得を前提とない学科もありますので、事前にしっかりリサーチが必要になります。
実際に、僕の友人に教育大学に進学したのはいいけど、あまり調べずに入学した結果、教員免許が取れない学科に入学してしまった人もいました。
単純に教員になりたいから教育学部と安易に考えるのではなく、本当に教員免許が取得可能かを調べてから受験に臨むようにしましょう。

そして、当然教育学部へ進学する多くの学生の最終目標は教員になることですよね。
教育学部へ進み、教員になる道のりは想像以上に険しいことが多いです。
その最たるものが教育実習でしょう。
準備も大変ですし、同級生たちが就職活動を終了していく中で採用試験の勉強も並行しつつとかなりハードになります。
卒業後の進路も他の選択肢がかなり取りづらくなるので、本当に教員志望としてやっていけるのかというのはしっかりと考えることが必要です。

では、その教員についてもう少し詳しくみていきましょう。
もちろん教員以外の選択肢についてもお伝えしていきますね。

卒業後の進路

続いて、卒業後の進路についてです。
先ほどお伝えしたように、基本的には多くの人が教員になることを目的に教育学部へ進学します。
もちろん教員以外になる人もいますが、人数的には少数派になるでしょう。
そこで、今回は教員になるための道筋と教員以外の進路を考える道筋をお伝えします。
ますは、教員免許について詳しくみていきましょう。

教員になるには

では、教員になる道筋についてです。
まず、教員になるには教員免許が必要です。
この教員免許ですが、正式には”教育職員免許状”といいます。
そして、いくつか種類があります。

  • 第二種免許状:短期大学士の学位が必要(短期大学の卒業が要件)
  • 第一種免許状:学士の学位が必要(四年生大学の卒業が要件)
  • 専修免許状:修士の学位が必要(大学院の修士課程修了が要件)

このように、教員免許には3つの種類があります。
第二種より第一種、第一種より専修の方が、より高度な指導が可能という証明になります。

教員採用試験については、公立の場合はあまり有利不利はありません。
ただ、実際に第二種免許の場合は、面接などでかなりのアピールが必要となります。
そして、第二種免許は高等学校の指導ができません。
厳密には、高等学校の免許には第二種免許が存在していません。
高校生の指導には、必然的に第一種が必要となります。

また、私立高校の進学校などは専修免許が条件になっていたりすることもあります。
ほとんどの人が第一種免許で事足りるのですが、自分の進路選択のスタイルにあった免許の取得をしていきましょう。

この3つの種類には、さらに細かく区分があります。

文部科学省HPより引用

教員免許には、幼稚園教諭・小学校教諭・中学校教諭・高等学校教諭・特別支援学校教諭・特別支援学校自立教科教諭・特別支援学校自立活動教諭・養護教諭・栄養教諭と種類があります。
さらに、中学校教諭と高等学校教諭は科目ごとでも免許が異なります。
これらの区分と、第二種・第一種・専修という免許の種類を組み合わせて、大学の授業を選択していくこととなります。
基本的には、受験時にどのコースに入るのかを決めておくことがほとんどなので、そこまで難しく考える必要はないのですが、一口に教員免許と言ってもこれだけの種類があるということですね。
ちなみに中学校と高等学校の教員免許は、同時に取得するケースが多いです。
逆を言えば、他の組み合わせは難しくなると考えてください。
大学により取得可能な免許の種類も異なるので、事前に確認が必要ですね。

教員以外の進路

では、続いて教員になる以外にはどんな道があるのでしょうか。
実は教育学部を卒業して、教員にならない人は結構いるんです。
そして、サービス業やメーカーなど様々な企業へ就職することも可能です。
他の文系学部の就職活動とほぼ同じようなルートを辿ることが可能ということですね。
その中でも多いのは、地方公務員(教員以外)や教育業界(塾や予備校、教材会社)などが多いように思います。
公教育の場ではなく、企業という場所から教育に携わりたいという人は結構います。
実際、僕は教育業界で働いていますが、教育学部出身の同僚も何人もいます。

しかし、教育学部から就職する際に注意しなければならないことが2点あります。
1点目は就職時活動と教育実習の時期です。
就職活動と就職活動の時期が被ると、かなり大変です。
スケジュール調整など、学校や企業に迷惑をかけないようにうまく動く必要があります。
2点目は面接の内容です。
教育学部から一般企業へ就職しようと思うと必ず、「なんで教員にならないの?」という質問が飛んできます。
これに対して、ネガティブな印象を与えずに企業就職をしたい理由を答える必要があります。
事前に準備次第では、武器にもできる内容ですが、企業就職を検討する場合は絶対にこの質問に対する答えを持っておきましょう。

番外編

少し番外編です。
教員になるには、教職課程という裏技もあります。
これは教育学部以外の学部から、教職課程という授業を受けることで教員免許取得を目指すことができる制度です。
大学により取得できる免許が異なりますが、文学部に在籍しながら国語の教員免許を取得したり、理学部に在籍しながら数学の教員免許を取得するような感じです。
教育学部になると、やはり教員になる道が最も王道となるため、企業就職の場合は他の学部の人より準備をしなければならないことが増えることは先ほどお伝えしました。
そこでこの教職過程を受けることで、教育以外のことを学ぶという選択肢を持ちながら教員も目指すということが可能です。
絶対に教員になりたいと思っていないけど少し気になるな、、、とう人はこの方法も検討してみましょう。

しかし!教職課程には当然デメリットも存在します。
それは、大学で取得する単位が激増するということです。
教育学部は卒業することがそのまま教員免許取得に結びつくのですが、教職課程の場合はそうもいきません。
自分の学部の卒業単位を取得しながら、プラスで教員になるための授業を履修することが必要となります。
当然、教職課程の授業は卒業単位に含まれませんので、負担が増えるということです。

大学時代の自由な時間を、授業にたくさん割かないといけないという諸刃の剣です。
メリット・デメリットをしっかり考えた上で決断するようにしましょう。

教育学部が有名な大学

では、最後は教育学部が有名な大学です。
少し他の学部と違う特徴があるのが、教育学部の面白いところです。
まず、教育学部に関しては、地元の教員養成課程のある大学にいく傾向が非常に強いように思います。
結局同じ免許を取得するのであれば、わざわざ下宿してまで偏差値の高い大学に行く必要はないと考える方が多いのでしょう。
また、教員として就職する人は、地元での就職にこだわる傾向も強いように思います。
教育実習などのことも考えると、やはり自分がよく知る地域で行く方が安心ですしね。
このような背景から、教育学部にはあまり優劣という考え方はあまりありません。
しかし、その中でも、教育者として上を目指したい!一般の就職も検討したい!という人にお勧めの大学も存在しています。
今回は、そのような教育で上を目指したい人にお勧めの大学をお伝えします。

筑波大学

まずは、筑波大学です。
旧二文理大のひとつです。
“教育は東の筑波、西の広島”という言葉があるほどで、日本の教育業界の双璧をなす大学です。
歴史的な背景から、教育業界では大きな影響力を持つ大学です。
筑波大学人間学群教育学類という学科で学ぶことができます。
しかし、教員養成系というより教育学系の大学になります。
もちろん教員免許を取得することは可能ですが、どちらかというと教育を学問として学びたい人に向いている大学です。
また、筑波大学では、他の学類の授業を制限なく受けることも可能です。
横断的に様々な学びを得たい人にお勧めです。

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広島大学

続いて、広島大学です。
筑波大と並び、西日本では教育学部で最も歴史のある有名大学です。
広島大学は筑波大学と違い、しっかりと教員養成の色が強い大学です。
それだけでなく、教育学系の内容も学ぶことも当然可能です。
教育で学ぶことは一通り網羅している大学です。
そして、何より魅力なのは、大学院です。
教育の専修課程の学びの幅もかなり広く、専修免許を取得するには持ってこいの環境ですね。
教員として専門的な学びを得たい人には、非常にお勧めの大学です。

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早稲田大学

最後は早稲田大学教育学部です。
早稲田も教育学系なので、教員養成専門の教育学部ではありません。
7学科2専攻7専修からなる早稲田大学の教育学部では、学校現場という視点以外からも教育というものを学ぶことができます。
ですので、就職に関しても企業就職をする人が非常に多くいます。
もちろん、全学科全専攻全専修で教員免許の取得も可能です。
これだけ、選考が細分化されているので、非常に細やかな学びを得ることができます。
学校という枠組みのことに限らず、大きな視点で教育を学びたい人にお勧めです。

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まとめ

いかがでしたか?
教育学部は先生になるもの!というわけでもないというのが、少し驚いたのではないでしょうか。
基本的には教員志望の方にお勧めですが、先生にはなりたくないけど教育を学びたい人も、学校をしっかりと事前リサーチして教育を学んでみてもいいかもしれませんね。
では、また次回の記事で。

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