【学部紹介】国際学部の特徴とおすすめの大学

こんにちは!
学部紹介第9弾になります。
今回は国際学部を扱います。
昨今人気の国際学部ですが、どんなことを扱う学部なのでしょうか。
これまでに扱った文学部と外国語学部との違いも踏まえつつ、お伝えしていきます。

目次

国際学部の特徴

では、早速国際学部についてお伝えしていきます。
国際学部とは、国家間の国際関係や国際問題について学ぶ学問になります。
もう少し細かく言うと、国家にまつわる政治学や法律学や経済学などを横断的に学ぶことになります。
ですので、国際政治や国際経済や国際教養と、学部の名前も特に特化したものになっているケースが非常に多くあります。
これまで紹介してきた、経済学や法律学というのは、あくまで日本国内での学びがメインとなるものでした。
一方で国際学部では、日本国外にも目を向けて学習することになります。

文学部や外国語学部との違いについてですが、文学部は各国の文化や思想を学ぶ学問で、外国語学部は言語の習得を目的とする学部でした。
国際学部は、上述の通り国際関係などを中心に学ぶ学問です。
ですので、手段として語学を学ぶことがあっても、言語習得を目的とする学部ではありません。
国際学部に進学する場合は、この観点は必ず知っておいてください。

また、国際学という分野が比較的新しいということもあり、あまり国際学部を設置している大学は多くありません。
そして、国際学部の特徴としては、全員留学という制度を置いている大学が非常に多いということも挙げられます。
海外留学を在学中に必ず経験したい!という人にはおすすめの学部かもしれませんね。

卒業後の進路

次に、卒業後の進路についてになります。
文系学部になるので、他の文系学部と変わらずどのような業界にも就職することが可能です。
サービス業や小売業などが多くなります。
ただ、海外に精通しているという強みを活かして就職活動をする人も多くいます。

国際学部出身の人たちに人気の業界は、商社や外資系企業になります。
やはり、海外経験を通しての語学力などが強みになります。
また、国際学部の人の中には、国際問題に非常に関心のある人も多くいます。
そういった人たちには、国連職員を目指したり、NGO団体で活躍する人もいます。

就職に関しては、外国語学部と強みが被るようなことも多くあります。
海外と関わりのあるような業界には、強みを発揮して就職活動を戦うことができるのではないでしょうか。

また、資格に関しても外国語学部と同じようなものがメインになります。
語学をメインに学ぶ学部でないにせよ、ある程度の語学力は必要です。
留学もすることを考えると、TOEICやTOEFLについてはしっかりスコアを伸ばしておくことが望ましいでしょう。

国際学部が有名な大学

最後に国際学部が有名な大学についてです。
冒頭でも、お伝えしたように国際学というのは、国際視点で経済や政治や法学など、様々なことを学ぶ学部になります。
ですので、どういった内容を選考するのかで、学ぶ内容が大きく異なります。
今回は、比較的入学後に学びの幅を選択しやすい、国際学部の中でも教養系の学部を中心にお伝えしますね。

国際教養大学

まずは、国際教養大学です。
こちらの大学は 2004年に開学した非常に新しい公立大学です。
学部が国際教養学部のひとつのみの単科大学です。
定員175名という少人数生で、きめ細かい指導を受けることができます。
しかも、教員の半数が外国籍の先生です。
授業のほとんどを英語で受けることになり、語学力にも非常に強くなることができます。
他にも、24時間いつでも利用できる図書館も非常に有名ですね。
秋田県という都心部から少し離れた場所にありますが、国際学を学ぶには最高の環境です。

[blogcard url=”https://web.aiu.ac.jp/”]

早稲田大学

早稲田大学の国際教養学部も国際学を学ぶにはおすすめの大学です。
約50か国・地域から学生が集っており、3人に1人が外国人留学生という環境で学ぶことができます。
また、日本語を母語とする学生は原則1年間の留学が必須となっています。
あえて専攻を決めずに横断的に様々な分野を学ぶことができるリベラルアーツ教育も魅力の一つです。
授業もほぼ英語で実施されるので、語学力も身につけることができるでしょう。

[blogcard url=”https://www.waseda.jp/fire/sils/”]

上智大学

次は、上智大学の国際教養学部です。
早稲田大学と同様に、リベラルアーツ教育に力を入れており、全て英語で授業が行われます。
2年次後半から国際経営・経済学、社会科学、比較文化の3つの専門分野に分かれて学びます。
外国語学部を含め、英語力を強化することに強みのある大学なので、当然語学を学ぶにはもってこいです。
早稲田大学の国際教養学部と学ぶ内容は近しいので、大学の雰囲気で好みが分かれてくるかもしれません。

[blogcard url=”https://www.sophia.ac.jp/eng/program/undergraduate_c/UG_LA/index.html”]

国際基督教大学

国際基督教大学も国際学に強みを持っています。
厳密にいうと、国際学とは少し違うのですが、、
国際基督教大学には、教養学部という学部しかありません。
そして、1・2年次はみんな同じ教養科目を学んでいきます。
2年生の後半にメジャーと呼ばれる専門科目を決定し、そこからさらに深い学びに入ります。
文理の切れ目がなく、自分の好きな分野を国際学視点にたち学ぶことが可能です。
また、キャンパスの敷地内に学生寮が多くあり、全学生の約30%がその学生寮に住んでいます。
余談ですが、構内の敷地が広すぎてキャンパス内に自転車を置いている人がたくさんいます(笑)
少し変わった特徴を持つ大学なので、興味のある人はしっかりと調べてみてください。

[blogcard url=”https://www.icu.ac.jp/”]

立命館大学

最後は立命館大学です。
国際関係学部は、立命館大学の看板学部でもあります。
2年生から、4つのプログラムに分かれます。
政治や安全保障を中心とする「国際秩序平和」、経済や開発を学ぶ「国際協力開発」、文化の関わり等を学ぶ「国際文化理解」、そして国連職員や公務員を目指す「国際公務」です。
アメリカン大学という大学と共同で学ぶ仕組みがあり、留学という形ではなく、それぞれで2年学ぶことで単一の学位を取得可能です。
これは日本の大学では、立命館大学にしかない制度です。
関西で国際学を学びたい人は、立命館大学をぜひ調べてみてください。

[blogcard url=”http://www.ritsumei.ac.jp/ir/”]

まとめ

いかがでしたか?
国際学部というのは厳密に定義が難しく、あらゆる分野をグローバルな視点でみていくものになります。
ですので、どのような分野を専攻して学びたいかにより、進学すべき大学も大きく異なります。
今回取り上げた大学は、多くの専攻を選択することができるので、非常におすすめです。
しかし、今回取り上げた大学以外にも国際学を学ぶことのできる大学はたくさんあります。
ぜひ、自分の納得いく進路選択ができるように、いろいろと調べてみてくださいね。
では、次回の記事で。

[blogcard url=”https://manabu.biz/faculty-of-science/”]

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