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【学部紹介】文学部ってどんな学部?

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こんにちは。
学部紹介の第5弾です。
今回は文学部を紹介します!
人文学部という名称で設置されている大学もありますね。
就職に不利と言われたり、何かと敬遠されるイメージがあるのではないでしょうか?
文学部ではどんなことを学ぶのか?そして、実際就職はどうなの?という部分にも触れていきます。

文学部の特徴

では文学部の特徴について触れていきましょう。
いきなりですが、みなさんの文学部のイメージってどんな感じでしょう?
言語とかそういった類いのものを扱うというイメージではないですか?
僕は高校生の頃、そのように思っていました(笑)
もちろんそういった学科もあるのですが、実は言語関係だけを扱っているわけではないんですね。

まず、文学や人文学の学問としての目的は、人間を理解することにあります。
人間が生み出した文化や、これまでどうやって人類は生きてきたのか。
人間そのものをあり方を考える、これが文学部や人文学の特徴です。
そして、文学部にはこの人間を理解するという目的のために4つの学問領域が存在します。
以下の4つですね。

  • 言語系
  • 思想系
  • 歴史系
  • 行動系

これらについて、もう少し詳細を見ていきましょう。

言語系

まずは、言語系からです。
こちらがみなさんのイメージする最もわかりやすい文学部の研究内容でしょう。
言語系で学ぶことができるのは、言葉の通り言語学がメインとなります。
国文学・英文学・フランス文学・ドイツ文学・中国文学などなど、、
各言語で記述された文学作品や、文の意味や構文そのものを科学したり、言葉を学ぶ領域ですね。
確かに冷静に考えて、地域によって話す言葉が違うって不思議じゃないですか?
また、異なる言語間で訳ができるってすごいと思いませんか?
そんな、人類の意思疎通に必須の言葉そのものを学ぶ学問ですね。

思想系

次は、思想系です。
思想系は、哲学や宗教、芸術や倫理などを学ぶ領域です。
思想系で学ぶ領域は、答えのないものがほとんどです。
哲学や宗教に正しい答えはないですよね?
もちろん芸術にも。
このような答えのないものに対してとにかく考えることが、思想系で扱う内容となります。
思想系の分野の学習を通して、非常に深い思考力を手に入れることができます。

歴史系

続いて、歴史系です。
これは言葉の通りです。
日本史や考古学、そして世界史も東洋史と西洋史と高校の学習よりも深い部分を、そして美術史学など。
このような様々な切り口の歴史の深い部分まで学んでいきます。
また、文学部の歴史学は高校までの学習のように、暗記をする勉強ではありません。
史料批判といって、本当にその文献の内容は正しいものなのか?という、歴史の正しさを自分自身で発見していくような学問です。
人類がどのように現代まで歩みを進めてきたのかを知ることで、これからの自分たちのあり方を考えることができるようになります。

行動系

最後は行動系です。
心理学や社会学、教育学や地理学などがここに当てはまります。
人間の行動や考え方を学び、その法則性などを発見しようとする領域です。
近年では、この行動系で学ぶ学問は、学部として独立している傾向にあります。
実際に、心理学部や社会学部を設置している大学は多くなってきましたよね。
文学部の中でも人間の実際の行動などに着目するものなので、かなり人気がある領域です。

文学部全般の特徴

以上が、文学部で学ぶことのできる4つの領域になります。
各領域によっても、学ぶことのできる内容にかなりの差異があるので、文学部を一括りに考えることはできません。
ただ、あくまで傾向の話として、レポート提出などが多い学部なのかなと思います。

また、特に注意する必要があるのが、心理系の内容です。
文学部という名前からは想像もできないかもしれませんが、数学の知識が必須になります。
統計などを用いるため、高校数学の内容までの理解は必要でしょう。
今はある程度コンピューターが計算をしてくれるので、そこまで神経質にならなくてもいいかもしれません。
ただ、本質的に理解をするためには、数学を理解しておくに越したことはないでしょう。

卒業後の進路

続いて、文学部の卒業後の進路についてお伝えします。
文学部は就職に不利という話はよく耳にしますが、実際はどうなのでしょうか。

結論から言えば、就職に不利にはなりません。

早稲田大学キャリアセンターより引用

こちらは早稲田大学の学部別の就職率になります。
文学部の就職率は、他の学部と遜色ない数字になっています。

では、なぜ文学部が就職に不利という話がでてくるのでしょうか。

その理由は企業人事のイメージになります。
経済学や経営学のように、文学部の勉強はビジネスには直結しにくい内容となっています。
それが、人事のイメージを悪くしている部分はあるでしょう。
また、教授陣と民間企業の結びつきがほとんどないのも要因のひとつです。
産学連携といって、大学は民間企業と合同で研究をしていたりすることが往々にしてあります。
しかし、文学部にはあまりその役回りはありません。
こういったところから、企業からの文学部のイメージが先行してしまっている部分もあるでしょう。

そして、資格取得には確かに少し不利な学部にはなっているかもしれません。
文学部出身者に人気の資格は、教員免許や図書館司書などになっています。
他の学部のような、高収入につながる資格の取得には少し不利になっています。

このあたりが文学部が就職に不利と言われる所以ですね。

しかし、文学部から就職が有利になる業界もあります。
それは出版業界です。
もちろん文系学部になるので、文学部からでしか進めない業界ではありませんが、文学に多く触れる機会のある文学部には有利な業界となるでしょう。

文学部が有名な大学

では、最後に文学部が有名な大学を紹介していきます。
ただ、文学部は学科が変わればまるで違う学部のように学ぶことも変わります。
ですので、自分自身の学びたい領域は詳しく調べてみてくださいね!

國學院大学

まずは、國學院大学です。
そもそも、文学部といえば國學院大学ですよね。
國學院大学は、国史・国文・国法を専修する研究機関としてスタートしました。
そのため、非常に長い歴史と伝統を持っています。
日本文学科・中国文学科・外国語文化学科・史学科・哲学科からの5つの学科で構成されています。
学内には、博物館もあります。
貴重な資料に触れながら学ぶことができる、文学マニアにはたまらない大学ですよ。

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青山学院大学

続いて青山学院大学です。
英米文学科・フランス文学科・日本文学科・史学科・比較芸術学科という5つの学科から構成されています。
特に有名なのは、英米文学科です。
英語の青山と呼ばれるのは、この学科の強さからです。
Integrated English(IE)Programという独自の学習プログラムで、確かな英語力を身につけることができます。
文学部の中でも、特に英語に力を入れていきたい人にお勧めの大学です。

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立命館大学

そして、立命館大学です。
関西の私立大学では、かなり文学部に力を入れている大学です。
立命館大学文学部の魅力は、学びの範囲が広いということです。
人間研究学域・日本文学研究学域、日本史研究学域、東アジア研究学域、国際文化学域、地域研究学域、国際コミュニケーション学域、言語コミュニケーション学域という8つの学域に、さらにここから18の専攻を学ぶことが可能です。
また、幅の広さだけでなく、ゼミを複数受講することができます。
また、クロスメジャー制度という仕組みを使って、学域を横断した学びを得ることもできます。
文学部の中でも、幅広く学びたい人にお勧めです。

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まとめ

文学部のイメージが少し変わったのではないでしょうか?
他の学部と違い、学科もしっかりと調べる必要があるので、文学部に進学する人は学科の学ぶ内容までしっかりチェックしていきましょう。
また、就職に不利なんてことはありません!
文学部は就職に不利と考えていた人は、これをきっかけに文学部への進学を検討してみてください。

次回は、文学部から独立した分野の特集を進めていきます!
では、次回の記事で。

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