【偏差値ではどこがいい?序列は?Fラン?】日東駒専の中でおすすめを解説

中堅大学として今までも人気が高かった日東駒専ですが、最近は日東駒専の難易度も急上昇しています。

大学入学定員の厳格化に加えて、昨今の安全志向、それに加えて昨年は大学入試センター試験最終年度ということもあり、日東駒専の難易度が例年以上に高くなりました。

もう日東駒専は滑り止めではなく、歴とした中堅校から難関校といっても過言ではありません。

今回は、都内中堅大学グループの日東駒専をフォーカスして、日東駒専の中でもどの大学に行くべきか、おすすめを伝えていきたいと思います!

ちなみに、東洋、駒澤、専修に関しては弱みが似通っているので統合して書いてあります。

目次

2022年最新!日東駒専の志願者状況と来年の倍率について

2022年度入試も終わり、昨年度の入試結果がある程度見える化されていますので、全国でも非常に人気の高い日東駒専の志願者にこれまでの入試の動向をお伝えします!

上のグラフは、日東駒専の2020年度入試からの志願者の推移を表しており、2020年に比べ2021年、2022年が少々志願者を減らしている様子が見て取れます。

ここ数年、基本的には受験生は安全志向をとっていると言われており、難関校の受験は控えられ、中堅校の受験が非常に人気になっています。

また、中堅校の人気傾向は2023年度入試についても継続されると考えられ、基本的には2023年度の倍率に関しても昨年度と大きな差が出るとは考えられないため、受験生の皆さんは引き続き厳しい入試を覚悟した方が良いと言えるでしょう。

また、日東駒専の中では東洋大学以外全体的に志願者数を落としているのが今年の入試の結果でした。

日本大学は今年に限らず近年不祥事が多くなっているので受験生から敬遠されてしまうことが続いており、専修大学と東洋大学に関しては減らしてはいるものの誤差の範囲と言えるでしょう。

特に注意なのが東洋大学の人気の高まりですが、大学の規模が日本大学の二分の一程度にもかかわらず、志願者数が日本大学と同程度となっており、非常に高倍率になっていることが窺えます。

東洋大学は受験生間でも非常に人気が高まっている大学であるため、2023年度入試に関しても非常に熾烈な争いになることが想定されます。

日東駒専の特徴をしっかり掴み、今から志望校に向けた勉強をスタートしましょう!

難易度や序列はある?Fランクという噂も

日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学の4大学を指しています。

上記の4つの大学を合わせて、通称日東駒専と呼ばれ、関東圏の高校生にとって中堅大学という印象の大学です。

都内の大学群の中では、成成明学と大東亜帝国と呼ばれるグループの間に存在しています。

ちなみにGMARCHは学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政の6大学で構成されています。

また、大東亜帝国は大東文化、東海、亜細亜、帝京、国士舘の5大学からなります。

最近この日東駒専が難化しており、もはや中堅大学とは呼べなくなってきています。

概ね、52.5〜60弱の学部も散見され、一昔前のGMARCHレベルまで上がってきている学部も存在しています。

ちなみに、入試難易度(偏差値)に関してはここ10年程度の間に5pt~10pt向上している学部がほとんどであり、その急激な変化により受験から少し離れてしまうと浦島太郎のような状態になっていることもよくあります。

日本大東洋大駒澤大専修大
SS59.458.459.160.8
参考:マナビジョン

上記の表は日東駒専の各大学の2022年のベネッセより発表されている偏差値になります。

各学部によって偏差値が異なるため、今回はその学部ごとの偏差値の平均を取り、各大学の平均偏差値とさせていただいています。

日東駒専というと日本大学や東洋大学のイメージが強い面もありますが、偏差値で比較すると駒澤大学や専修大学の健闘も目立ちます。

ただ、日本大学や東洋大学は学部数が多いことに加え、様々な学科が存在しており、平均値で見ると低くなってしまう傾向があります。

ただ、日東駒専はどこの大学も非常に人気であり、この中に偏差値上の序列はほとんどないと考えて良いでしょう。

ちなみに、ネット上や、大学受験を詳しく知らない人から日東駒専はFランでは?と言われることがありますが、この偏差値から考えても日東駒専はFランではないことは明らかですね。

ちなみに、Fランとは大学受験用語(正式な用語ではありません)であり、BF(ボーダーフリー)という定員に受験者数が足りなため全員入学、つまりボーダーが存在しないという大学のことを指しています。

日東駒専や大東亜帝国は簡単な大学というイメージを持たれがちで、Fランと呼ばれることもありますが、決してそんな事実はないため安心して下さい。

日本大学はどんな大学?いい大学って本当?悪い評判も…

引用:四谷学院

日本大学は日本一の学生数を抱えるマンモス大学であり、さらには医学部から芸術学部まである日本一多様性に富んだ大学とも言えます。

日本法律大学を前身とする法律系の系譜を持つ大学だけあり、今でも法律学部は看板学部として有名です。

多くの付属校を持っており、全国から内部進学してくる学生が多いことでも有名ですね。

付属高校に在籍している高校生だけでも3万人を超えていて、これらの多くが日本大学への進学をすることを考えるととんでもない規模です。

日本大学公式ホームページ内の数字を表としたのが以下です、ご覧ください。

また、日本大学の最大の特徴である学生数の多さによって卒業生の活躍も比較的多くなります。卒業の姓が多いので活躍する人の絶対数が多くなるのは当然と言えば当然ですが。出身大学別の社長輩出率は日本大学がトップになります。

社長の出身大学、日本大学がトップ

日本大学の良いところは?

日本大学のメリットは、学生数の多さに加え、学部数の多様さが挙げられます。

学生数は7万人を超えており、日本で一番いろんな人がいる大学と言えます。

学生数が多いとどんなメリットがあるのか言うと、今まであったことがないタイプの人間に会うことができる可能性があります。人との出会いは価値観を深める可能性がかなり高いイベントです。

例えば、中学校や高校はある程度限られた範囲の中に住んでいる人が通いますが、大学は中学校や高校よりもずっと全国的であり、日本全国津々浦々から学生が集まってきます。

大学は勉強だけをするのではなく、自分の考え方を深め、人間的に成長する場でもあります。

在学生が7万人を超える日本大学では他大学では出会えない人に出会う機会が多いと考えて良いでしょう。

一方で人数が多いということは良くも悪くも様々な人がいるということでもあり玉石混淆とも言えます。

4年間という限られた大学生活を有効に使うためにも自身が付き合っていく人は見極める必要ありますね。

いろんな人がいる、日本大学!

また、看板学部は先述の通り、法学部が挙がりますが、そのほかにも理工学部建築なども有名ですね。

また、生物資源学部や、スポーツ科学部など近年人気が向上してきている学びに関してもカバーしています。

日本大学には様々な学びが用意されているので、勉強したい内容が設置されていないということは考えられないので安心して進学してください。

最近の大学では他の学部の授業を取ることもできるので、大学に入ってからの方向変更にもある程度柔軟に対応してくれます。

日本大学にも他学部の授業を受講する相互履修制度(正式名称)が整備されており、最大で60単位の他学部授業を取得することが可能となっています。

もちろん60単位以上受講することは可能ですが、所属する学部の単位としては認められないのでその点は注意が必要と言えますね。

相互履修制度を利用すると商学部に在籍していながら、理工学部の建築学についても学ぶことができるため、意欲的に学びたいが中心となる学びが決まっていない学生などにとってはとても便利な制度となっています。

学費に関しても相互履修制度の利用の有無に限らず学部ごとに設定されているため、他学部の授業をとったからといって多くの学費を納める必要もないので安心です。

しかし前述の通り、こういった制度に関しては他大学も整備しているのでここだけを目的として日本大学を選ぶ必要はないとも言えますね。

日本大学の悪いところは?

日本大学のデメリットは大学の規模が大きすぎるが故に、キャンパスが1箇所ではなく、関東圏のいたるところに点在していることです。

一つの学部に一つのキャンパスが割り当てられていて、一見単科大学のように見えなくもないです。

キャンパスが一つにまとまっていないということは、キャンパス間の交流が図れないということにつながります。

バラバラな中で得られるものもあるか?

前述しましたが、大学とは学問だけでなく様々な交流をすることもとても大切になります。価値観の融合が成長につながるということです。

その点、日本大学は学生数は多く多様性は育める素地はあるとしても、キャンパス間の物理的な距離があるため、よほど主体性が強い学生でないと厳しい環境になりがちです。

また、キャンパス間の物理的な距離は学びの幅も狭くしてしまう可能性が濃厚です。

この理由は先に述べた相互履修制度の利用はキャンパス間の距離が近くないと実質的にはなかなか厳しいからです。

下記画像は日本大学の公式ホームページより引用した画像です。

こちらの画像ではそれぞれのキャンパスは一見近く見えますが、実際の距離は大きく異なる上に、アクセスを考えるとさらに要注意となります。

画像左端にある日本大学文理学部(桜上水)と日本大学商学部(千歳船橋)は乗り換えが2回必要であり、徒歩時間を考えると40分程度はかかると考えた方が良いでしょう。

これでは授業後に違う学部の授業を受講したいと考えたとしても実質厳しくなります。

東京の高校生であればイメージはつきやすいかもしれませんが、都外から日本大学の受験を考えている高校生はキャンパスの所在地だけでなく、最寄りの駅なども調べることが大切です。

最寄り駅や徒歩時間がわかれば実際に通学するイメージが強くなるでしょう。

話は逸れましたが日本大学はキャンパス間の距離が離れていることが足かせになっていることはマイナスポイントですね。

引用:日本大学公式HP

東洋大学はどんな大学?人気が高く倍率も高い?

東洋大学白山キャンパス

東洋大学は近年人気が急上昇している中堅大学になります。

メインのキャンパスは都営三田線の白山駅にあり、多くの学部がこのキャンパスに集中しています。

哲学者の井上円了が設立した哲学館を前身とした大学であり、経緯からも文学部哲学科をある種の名門としています。

戦前では、三田(慶應)の理財、早稲田の政治、駿河台(中央)の法学、白山(東洋)の哲学と呼ばれるほど、有名な大学でした。

東洋大学は20年ほど前は日東駒専の中の1つという程度のイメージしかありませんでしたが、大学のキャンパス改革と学部増設を行ったことで受験者数を急激に伸ばしてきました。

日本大学は近年多くの不祥事があったことで人気を落とし、二番手である東洋大学がその受け皿となって経緯もありますが、今では非常に人気の高い大学と言えます。

ダイヤモンドオンライン

東洋大学の良いところは?

東洋大学だけでなく、後述の駒澤大学にも言えるメリットですが、キャンパスが基本的に一つにまとまっている点です。

日本大学のようにバラバラのキャンパスだと学びの幅を広げにくいデメリットがありますが、その点東洋大学は問題ありませんね。

また国際観光学部なども持っており、近年人気の学部に力を入れている結果もあり、以前の日東駒専といえば日大という一強状態を崩しつつあります。

国際観光学部は日東駒専の中で唯一観光の名を冠した学部であり、日本の主幹産業になるであろう観光を学ぶことで観光のスペシャリストを育成する学部です。

また、グローバリゼーションが進む中で日東駒専の中で最も国際競争力に力を入れているのも東洋大学の特徴と言えます。

その理由として東洋大学は日東駒専の中で唯一スーパーグローバル大学(グローバル牽引型)に選ばれています。

スーパーグローバル大学は全国に37大学しか選ばれておらず、そのうち私立大学は14校のみとなっています。

外国人留学生の受け入れ人数や、外国への留学経験者の数、加えて外国語で授業を受ける環境の整備等を徹底的に進めることで、日本にいながらも国際的な学びを得られるよう工夫されています。

耳に胼胝ができるほど口うるさく言われていますが、今後はグローバル社会での競争が大切になります。

日本の人口は徐々に減少していく予想がされる中で、グローバル社会というフィールドで同じ世代の外国人と戦っていく力が必要とされます。

しかし、外国語を学ぶ環境を作ることは容易ではないため、すこしでも整っている環境を身を置くことはとても大切なことです。

そういった点で東洋大学はその他の大学より優れていると言えるでしょう。

ちなみに中堅大学群(偏差値55程度)の中でスーパーグローバル大学に選ばれているのは東洋大学のみなので、コストパフォーマンスを考えてもおすすめの大学と言えるでしょう。

また、日本大学ら多くの大学は法学部を看板としてますが、東洋大学は文学部を歴史的背景から看板としています。

前述でもありますが、日本を代表する哲学科である井上円了が創設した哲学間を前身として持っている大学であり、哲学と言えば東洋大学というほど著名な大学でした。

学科創設125年と日本で最も長い歴史を持つ哲学科であり、古代哲学から現代思想まで幅広く学ぶことができる環境が揃っています。

しかし一方で、哲学という学問が割とニッチになってきているので、看板としての強みが活かされない状態が続いています。

多様な学生と一つのキャンパスの中で学びたい方や、観光などの新しい学問に興味がある方は東洋大学は一見する価値があります。

駒澤大学はどんな大学?歴史が強い大学って評判は?

駒澤大学は、日東駒専の中で唯一宗教色のある大学になります。

曹洞宗が母体となっている大学であるため、禅の授業が必修となっていることは意外と知られていない事実ですね。

余談ですが、宗教団体をバック組織として持つ大学は少なくなく、キリスト教や神道に加え、本学のように仏教を教えとする大学も非常に多くなっています。

一方で実際に在籍する学生たちは必ずしも特定の宗教に属している訳ではなく、あくまでの一部の特徴と言えます。

大学の特徴の1つとして捉え、色眼鏡で判断することを避けることが自身にとって相性の良い大学を見つけることにも繋がりますので、ぜひじっくり検討しましょう。

駒澤大学のキャンパスを東急田園都市線駒澤大学駅にあり、高級住宅地の中にある大学です。

ちなみに駒澤大学は私立大学の中では珍しくキャンパスを1つしか持っていない大学でもあります。

ワンキャンパスは在学生が一箇所に集まるため、出会いや学びが多くなる機会に溢れています。

駒澤大学の良いところは?

駒澤大学の良い点は東洋大学とも重なりますが、キャンパスが点在しておらず、基本的には駒沢キャンパスで過ごすことができる点です。

多様性については先ほども述べましたので多少割愛しますが、多くの学生と触れ合う機会があります。

駒澤大学は全国的に知名度の高い大学でもありますので、北海道から沖縄まで日本全国からの進学者がいます。

地域性の違いや育った環境の違いは価値観に差を作ることとなり、それに伴って大学内での過ごし方や将来の進路などにも違いが現れます。

こういった価値観の差をぶつけあうこと自体が大学での学びにもなりますので、多くの学生と触れ合う機会がある大学は有利な環境であると言えますね。

また、宗教色があることで、他の大学とは違う学びを得る機会を多く受けやすい環境ではあります。

仏教系のバックグラウンドを持つことによって、史学や国文学に関しては日東駒専随一の人気を誇ります。

日東駒専の中で唯一の仏教学部を持っており、ここでしか学ぶことができない内容が駒澤大学にはあるため、学部での学びはもちろんですが大学院まで含めた学びを考えると歴史や宗教を学ぶ上では駒澤大学が一強であると断言しても良いでしょう。

ちなみに仏教学部の歴史は1592年に創設された学林まで遡ることができ、他大学と比べても段違いの歴史を持っています。

宗教や歴史に特化した大学は数多くないため、歴史好きの学生が多く集まり、結果として熱意を持って学ぶ環境が作られています。

歴史を勉強して社会の先生を目指したい方や、国文学を勉強したいということであれば、日東駒専の中なら駒澤大学一択でしょう。

専修大学はどんな大学?資格や就活に強い!

引用:専修大学公式HP

専修大学は明治時代に設立された専修学校を起源とする大学です。

日本にまだ法律を学ぶ教育機関がほとんど無い時代に設立された経緯と、日本で初めての経済学部を設立した大学として、それぞれの学部に濃い歴史を持っています。

非常に伝統のある経済学部を要する専修大学ですが、昨今は学科を増やすなどの工夫を行い学生の呼び込みを行っています。

現代経済学科、生活環境経済学科、国際経済学科の3つの学科に分け、新たな時代に対応する方向性を打ち出しています。

後述しますが公認会計士などの難関資格取得熱も高く、日東駒専のなかでは就職活動に最も力を入れている大学といえます。

専修大学の良いところは?

専修大学の強みは就活熱・資格熱が高いところにあります。特に実学系の資格には定評があります。

就職活動に力を入れており、そのための資格取得のサポートにも力を入れている印象です。

学生から就職課への問い合わせが年間1万件以上ある大学として特集されたこともあり、大学側から学生の積極的なサポートが期待できると考えて良いでしょう。

就職活動は大学入試などに比べて対策などが一般化されていないことや、個人の力だけでなくOBOGのサポートによって内定を勝ち取る場合もあるため、大学側からのサポートは多いに越したことはありませんね。

また、公認会計士の在学中合格に関しても、他の難関大学と比較しても善戦しています。

学内に会計士講座(正式名称)を解説しており、在学中の公認会計士試験合格をサポートしています。

会計士講座では資格専門学校大原学園と協力し、3年次以内で試験合格を目指すカリキュラムを作成実行しており、成績優秀者には奨学制度(学びの資金援助)も行っています。

この成果により、日東駒専の中でも公認会計士分野に関しては強みのある大学と言え、在籍する学生数に開きがあるのにも関わらず日本大学を抑えて専修大学が上位である年も目立ちます。

ちなみに2017年は在学生19名、卒業生11名の試験合格者を輩出し、全大学中9位の成績を収めています。

とはいっても、やはり上場企業就職率などの高さでも、日本大学や東洋大学の後塵を拝しているという現状があるので、すこし苦しさもあります。

熱心に学び続ける学生も多い反面、他大学も同様ではありますが4年間を無為に過ごしてしまう学生も多いことから、そこまで飛び抜けた就職率などを叩けていない状況です。

日本大学や東洋大学などの日東駒専の中で人気どころと比べると少々知名度は下がってしまいますが、日東駒専の中で社会的評価が大きく変わることやブランド力の差はほとんどないと考えて良いでしょう。

資格取得に熱を入れる友人に囲まれたい方や、日東駒専のブランドに拘りたい方にとっては専修大学は良い大学と言えるでしょう。

東洋大学・駒澤大学・専修大学の悪いところは?

東洋、駒澤、専修という3つ大学にとってネックとなるのは理系に強みがない点です。

本来日東駒専というのは文系学部の括りであり、理系学部では日東駒専の強みが一切生きないと考えて良いでしょう。

理系を狙う学生は日東駒専の括りに縛られることなく大学選びをすることをおすすめします。

関東圏で中堅層の理系大学だと4工大(東京電機大学、工学院大学、東京都市大学、芝浦工業大学)が非常に評価されている大学であり、日東駒専に比べ学ぶ環境も整っています。

また、自分は文系だから関係ないと考えている受験生の皆さんは要注意です。

前述の通りですが、大学とはコミュニティの幅を広げる場でもあります。

文理共に学部を持つ大学であれば、人間関係の輪も広げることができます。

理系文系ともに切磋琢磨することで、よりワイドな視点は持ちにくい大学とも言えます。

日東駒専は全国区の大学なので、北海道から沖縄、果ては海外からも学生が学びに来ています。

価値観の衝突を繰り返し、人間的な成長をするためには、より広い視点を持つ大学が望ましいですね。

加えて、昨今多くの大学で受験科目に数学を必須とすることを決めていることや、STEM教育などで数学やプログラミング教育の重要性が叫ばれています。

文系はプログラミングができなくても問題ないという時代は遥かに昔となり、今後は文理問わずプログラミングなどに携わっていくこととなるでしょう。

そういった多様な学びを得やすいのはやはり文理兼ね揃えた大学であると言え、東洋大学・駒澤大学・専修大学を選ぶ受験生にとってはネガティブなポイントであると考えられます。

まとめ!日東駒専は個性もあり非常におすすめ!

日東駒専の細部まで掘り下げてみましたがいかがでしたか。

日東駒専と一括りにされていても、各大学によって特徴がありますよね。

日本大学のようにマンモス大学もあれば、東洋大学のような革新的な大学、駒澤大学のようなニッチな強みを持つ大学、専修大学のように大学のその先に目を向けている大学など。

今回は細かく差異を考えてきましたが結論を言うと、

多様性と規模で選ぶなら日本大学新しさで選ぶなら東洋大学、歴史と伝統で選ぶなら駒澤大学、資格熱で選ぶなら専修大学、といえます。

今回の記事が日東駒専を第一志望とする方にとってより深く調べるきっかけになればと思います。

また、滑り止めとして日東駒専を考えている方にとっては、調べる時間を少しでも減らす手助けになれたらと思います。

それぞれの大学にたくさんの魅力があるので、今回の記事では紹介しきれていないことも多々あります。

そういった情報に関してはネットの情報から入りながら、最終的には自分自身で大学に足を運び生の情報を手に入れることをおすすめします。

ネットの情報は玉石混交のため事実と異なることも多いためです。

また、重ねて書きますが、理系受験生は日東駒専の枠に捕らわれず、自分自身の希望する学びの範囲に合わせた大学選びをすることをおすすめします。

それではまた次回の記事で!

関東の中堅大学である日東駒専と、急激に実力をつけている大東亜帝国の比較はこちらになります!

ちなみに日東駒専の中でもトップの人気を争う日本大学と東洋大学のみを比較した記事も書いていますので、よかったらご覧ください!

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